DIAM中国関連株オープン(チャイニーズ・エンジェル)、絶好調ですが…

水瀬ケンイチ

2003年の設定当初からの付き合いの、DIAM中国関連株オープン(チャイニーズ・エンジェル)は、中国株(正確には中国関連株)の投資信託で、ノーロード(販売手数料なし)で買えるところが気に入って買ったものです。

2月の頭に「絶好調」とブログに書きましたが、その時の基準価額が13,500円くらいでした。
ところが、現在は16,500円を超えてます。平均取得単価に対しての損益はプラス75%以上にもなります。




基準価額がここまで上昇すると、うれしい反面、心配になってくることがあります。
それは、大きな臨時分配金を出すのではないか、ということです。

臨時分配金が出るとなんとなくうれしい気がするのは錯覚です。
当然のことながら分配した分だけ、基準価額は下がります。そして、分配金からは強制的に税金が取られて、税引き後の現金が手元に残るだけです。どうせまた投資しなくてはいけないのに…。
これでは運用効率が落ちてしまいます。

実際に、僕が保有しているSGロシア東欧株ファンドは、運用が好調の中、昨年の10月、基準価額が14,500円くらいになった時に、1,500円もの分配金を出しました。同時期にいくつかの好調投資信託が大幅な臨時分配金を出していたと記憶しています。余計なことしてくれるな!と思ったものです。


投資信託運用会社が臨時の分配金を出す理由は、基準価額が大幅に上がると、購入に必要な金額が増えてしまい、売りにくくなるのを避けるためと聞いたことがあります。
わからないでもありませんが、ファンドマネージャーは高い信託報酬で雇われているのですから、安易に儲けを分配してしまうのではなく(余ったお金を配るだけなら誰でもできます)、更なるリターンが期待できる投資先を見出し、積極的に投資することで、基準価額の上昇を図ってほしいところです。

何らかの理由で定期的な分配金がほしい投資家は、毎月分配の投資信託を最初から選びます。
投資家から分配を求められていない投資信託において、運用会社の都合で、勝手に臨時分配金を出すのはやめてほしいのです。
アクティブファンドは、こういうところが嫌なんだよな…。

さて、好調DIAM中国関連株オープン(チャイニーズ・エンジェル)の基準価額は現在16,884円(2006/4/21)。行方はいかに?


<ご参考>
DIAM中国関連株オープン(チャイニーズ・エンジェル)
運用方針:マザーファンド受益証券への投資を通じて実質的に中国株および中国関連株へ投資し、信託財産の長期的な成長を目指します。なお、実質組入外貨建資産については、原則として、対円での為替ヘッジは行いません。
販売手数料:なし
信託報酬:1.68%(税込)
信託財産留保額:0.30%

ノーロードの中国株ファンドは珍しいと思います。僕は以下の証券会社で購入してます。
E*トレード証券
(上記投資信託データもE*トレード証券のものです)
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Posted by水瀬ケンイチ