小型株を含んだ新VTの日本・先進国・新興国の比率は?

インデックス投資家のリーサル・ウェポンと言われる海外ETF「バンガード・トータル・ワールド・ストックETF」(VT)について、今度は「日本・先進国・新興国の比率は?」というご質問をお受けしました。

まず、いちおうこれまでの振り返りを。

Q.VTの何がパワーアップしたの?
A.ベンチマークが「FTSE Global All Cap Index」に変更され、日本・先進国・新興国の大型・中型株に加え小型株も含まれるようになった。
→2011/12/22 「バンガード・トータル・ワールド・ストックETF」 (VT)が更にパワーアップ

Q.小型株が入るっていうけどどのくらいの比率なの?
A.大型株73%、中型株15%、小型株12%。
→2011/12/25 VTが全世界株式の小型株も網羅するっていうけどどのくらいの比率なの?

Q.小型株を含んだVTの日本・先進国・新興国の比率は? ←New!!
A.今回の記事です。

というわけで、VTの新ベンチマーク「FTSE Global All Cap Index」の日本・先進国・新興国の比率を調べてみました。

米国バンガードのWEBサイトによると、新VTの地域比率は以下のとおりでした。

North America 47.9%
Europe 24.2%
Emerging Markets 14.4%
Pacific 13.2%
Middle East 0.3%
(出典:米国バンガードWEBサイト

日本はPacificに含まれます。国別比率で見ると日本は全体の7.7%です。
ざっくり言ってPacificの国々のなかで日本以外で大きいところはオーストラリア等先進国なので、13.2%(Pacific)-7.7%(日本)=5.5% は先進国に入れるとします。
すると、

日本:先進国:新興国=7.7%:77.6%:14.7%

となります。
日本株比率がとても小さく見えますが、浮動株調整後の世界株式時価総額だとこんなもんなんですね。
外貨比率が92.3%となるので、日本株式ファンドをちょっと足してみたくなる気持ちも分からないでもありません。
なにはともあれ、VTの日本・先進国・新興国の比率は上記のとおりでした。

なお、VTを含む海外ETFのデータは、米国バンガードiシェアーズ等運用会社のWEBサイト、もしくは米国モーニングスターYahoo!Finance等の金融情報WEBサイトで確認できます。
知りたいことがあったらググってみれば、英語が苦手な私でも意外となんとかなります。
海外サイトでも臆せずに調べてみてくださいね(^^)

<追記> 2012/01/26
上記データが旧ベンチマークのものではないかというご指摘がありました。あらためて、確実に新ベンチマークであると言えるデータが確認できましたので、新たに記事を書きました。ご興味があればご覧ください。
http://randomwalker.blog19.fc2.com/blog-entry-1934.html


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コメント

信頼できる情報を得る事が鍵?

何でもそうですが、自分で調べる習慣は重要ですね。
例えば英語のサイトだと”難しそう”と言う人はいますが、単語の意味を知っているだけでも何とかなる事が多いです。
NOMINAL⇒名目、REAL⇒実質など
難しそう・・・と考えるのではなくて、ますは調べてみる事ですね。

もうひとつ重要な事は、投資は雑音が非常に多いので今のような相場の地合いが悪い時には掲示板やQ&Aサイトではネガティブな意見が非常に目立ちます。
だから、「大衆は常に損をする」と言われています。
インターネットにある情報にはむしろ投資家にとって有害な情報すらあり、そこをどうやって判断するのかが重要です。
その有害な情報は大抵は日本語で書かれています(例:Q&Aサイトなどの情報は基本常識さえも知らないで回答している人が多い)。

今回の米国バンガードの情報は英語ですが、信頼できるサイトなので、信頼できる所から情報を得る事が有害な情報に振り回されない事かも知れません。

この記事のように冒頭に既出のQAがあるとわかりやすくていいですね。読みやすいです。
「過去記事をググってから」なんてコメント返しをかかなくていいですしねw

話は変わりますが、「投信ブロガーが選ぶ!Fund of the Year 2011」の2位の鎌倉投信の社長さんと運用担当者さん、受賞をすご~く喜んでましたよ。
販売会社でなく、投資家自身が投資環境を育てることって大事ですね。

大変勉強になりました

いつも興味深い記事をありがとうございます。
また、質問への分かりやすい解説大変ありがたいです。
参考もとのサイトもご提示いただいているので自身でもみてみようと思いますm(__)m

しかし、意外に新興国の比率が低めなんですね。実際の使用にあたってはVWOを追加したい誘惑にかられてしまいます(^_^ゞ

分かりやすい解説ありがとうございましたm(__)m

バンガード英語ページの国別、地域別比率ですが、2011/11/30現在なので、新ベンチマークの「FTSE Global All Cap Index」についてではなく、まだ旧ベンチマークの「FTSE All-World Index」のデータかなと思っていました。(新ベンチマークへの変更は2011/12/19からとのことなので)

英語のサイト読んでも、どちらのベンチマークか明確に書いていないようなのでいまいいち自信がありませんが。。


>>新ベンチマークの「FTSE Global All Cap Index」についてではなく、まだ旧ベンチマークの「FTSE All-World Index」のデータかなと思っていました。

確かに構成銘柄数を見る限りは旧インデックスのようですね。

しかしこのファンドの紹介ページは分かりやすくていいですね。

主にバンガードは日本語のページしか見ていませんでしたので、
全然知りませんでした。

>>何でもそうですが、自分で調べる習慣は重要ですね。
>>例えば英語のサイトだと”難しそう”と言う人はいますが、単語の意味を知っているだけでも何とかなる事が多いです。

仰るとおりだと思います。自分で調べる習慣は大切です。
また英語サイトでも、EmergingとかDevelopedとか、投資信託をよく知っていればなんとなく意味は分かりますね。


>>この記事のように冒頭に既出のQAがあるとわかりやすくていいですね。読みやすいです。
>>「過去記事をググってから」なんてコメント返しをかかなくていいですしねw

過去記事に何度も書いてあることは、やはり一度検索してほしいと思っていますが、今回のは初の情報ですので丁寧に書いてみました。


>>バンガード英語ページの国別、地域別比率ですが、2011/11/30現在なので、新ベンチマークの「FTSE Global All Cap Index」についてではなく、まだ旧ベンチマークの「FTSE All-World Index」のデータかなと思っていました。(新ベンチマークへの変更は2011/12/19からとのことなので)

私もそう思い、事前にベンチマーク変更前のVTのデータ(2011/09/30時点)を調べたら、Smallは1%未満しかなかったので、現在のバンガードのデータは新ベンチマークと判断しました。
http://blog-imgs-19.fc2.com/r/a/n/randomwalker/photo_20120109.jpg

ただ、仰るように現在のバンガードのデータは2011/11/30時点というスタンプがあるので、来月になれば変わっている可能性はありますね。
継続ウォッチしておこうっと。


>>isukekeさん

上記kenzさんへのコメントのとおり、ベンチマーク変更前のVTのデータ(2011/09/30時点)を調べたら、Smallは1%未満しかなかったのですが、たしかに現在のバンガードのデータの銘柄数が旧ベンチマークに近いですね。
データが混在しているのかもしれません。
継続ウォッチと。

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