日経新聞でETFが大きく取り上げられる。認知度向上にまた一歩

水瀬ケンイチ

2012年2月22日の日経新聞朝刊に、ETFの紹介記事が大きく掲載されていました。

日本経済新聞2012年2月23日朝刊19面

ETF(正確には国内ETF)の概要についてとてもよくまとまっていたので、本当はすぐにでもブログで紹介したかったのですが、記事が全体にわたってETF概要だったので、ほとんど全文掲載になってしまいそうでした。
さすがにそれではいかんだろうと、どうまとめようか悩んでいるうちに週末になってしまいました(汗)

すると本日、日経電子版にこの記事が掲載されているのを発見しました。
それを見ていただくのが、いちばんよいと思いますので、どうぞ。

日経電子版 > マネー > 資産力UP > 投資の知恵袋 Money&Investment
2012/2/25 ETF、広く手堅く分散 商品充実、株感覚で売買
(大人の事情で記事に直接リンクできません。お手数ですが上記リンクから辿ってください)

記事の内容は、上記記事をご覧いただければと思います。
そもそもETFとは何か、市場規模、ETFと投資信託の違い、コスト、ラインナップ、最近の動向、取引時の注意点など、全般的なETF概要になっています。
商品概要としては、過不足なく、とてもよくまとまっていると思いました。

国内ETFには、「市場価格と基準価額の乖離」等、まだ課題があると思っていますが、まずは投資家の認知度向上からです。今は一歩一歩前進していくフェーズでしょう。
まだまだマイナーな国内ETFについて、基本的な内容が全国紙に大きく取り上げられるのは、よいことだと思います。



さて、個人的にはETF概要は既知の内容でしたので、(末節ですが)私が興味をひかれた点を追記しておきます。

・実は金融の最前線で活躍するプロほど個人的運用はETFを活用、という例は少なくない
・記事に登場する、最近VIX指数連動ETFに投資したという「埼玉県のある個人投資家」は、実は相互リンクブロガーのとよぴ~さん

たしかに、友人の某社ストラテジストは、個人資産はETFで運用していると言っていました。まあ、個別株投資は会社の内規で制限があるからのようですが、他にも、バリバリのアクティブ運用をしているファンドマネージャーが個人資産はインデックスファンドで運用しているという例もあります。
意外なところにインデックス投資家あり、ですね。

また、「埼玉県のある投資家」については、ご本人がブログ記事で取材された旨を公開されていました(ブログ記事はこちら)。
ご出演おめでとうございます!

ただ、ご本人はご承知のことと思いますが、記事に出てくる「VIX指数連動ETF」というのは間違いで、正確には「VIX先物指数」連動のETFです。VIX指数そのものに連動するETFは存在しませんので。
VIX指数とVIX先物指数(短期・中期とも)は、名前は似ていますが、本質的な値動きと投資での活用法が大きく違う(該当記事)ので混同すると思わぬ損失につながる要注意ポイントです。
「先物」の2文字があるかないかで大違い。記者さんしっかり!

重箱の隅をつついてしまいましたが、全体的にはとてもよくまとまっている良記事だと思いました。
ETFのことを知らない人に説明する時は、「とりあえずこの記事を見て」と紹介すると手っ取り早いかもしれませんね。
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Posted by水瀬ケンイチ