コメント欄廃止から1週間経って変わったこと

水瀬ケンイチ

ブログのコメント欄を廃止して1週間が経ちました。

この1週間で生活に変化が出てきました。
ブログごときで大げさなと思われるかもしれませんが、自分にとってはけっこう大きな変化です。
例をあげると、こんなことです。

(いちブロガーのこのうえなく個人的などーでもいい話です。ご興味があるかただけご覧ください)



まず、なにより、とても平穏な気持ちで日々過ごせています。

コメントはとても有意義なやりとりがある一方、不毛な問答の繰り返しや中傷まがいの意見への対応も余儀なくされます。それらは、必ずしも自分が望んでいるものばかりではありません。
良くも悪くも、いただくコメントによる喜怒哀楽がありました(まぁおかげで現代人の必須スキル「スルー力」も身に付きましたが)。
そういう心理的な影響から解放されました。

次に、自由時間が増えました。

以前は、ブログ記事を考えたり書いたりする時間よりも、コメント対応を考えたり書いたりする時間の方が、はるかに長かったように思います。
ブログ記事は自分の思いどおりに考えられますが、コメント対応は予期せぬ意見や質問が来ますので、回答するのにいろいろ調べたり言い方を考えたりする必要がありました。
それらに取られていた稼動と時間がなくなり、家族と過ごす時間が増えました。

そして、日常生活のルーチンにも影響が出てきました。

以前は、なるべく早くコメント承認するために、コメントが入るたびにケータイ(スマホ)にメールが飛んでくる設定にしていました。そして、すき間時間にメールをチェックして承認していました。
余談ですが、この感覚は、私が昔デイトレをしていた時の「いつもニュースに追われている感じ」によく似ていました。
コメントで「ほったらかし投資なのに、ほったらかせないブログ」というメッセージをいただき、さもありなんと思わず膝を打ちました。

また、夜寝る前にケータイ(スマホ)の電源を切って朝起きて最初に電源を入れる、というのが毎日のルーチン作業になっていました。真夜中や明け方でもばんばんコメントが入り、ケータイのバイブ音で家族が目を覚ましてしまうからです。
そういうルーチンともおさらばすることができました。

更に、ブログ記事の執筆も、以前よりのびのびと書ける気がしています。
もしかしたら、コメントであれやこれや言われそれに対応する稼動を考えたら、この話はやめておこうとか、表現を無難なものに変えておこうとか、そういう内なる縛りがあったのかもしれません。

なんやかんやで、ブログのコメント対応が、自分の生活にかなり影響を与えていたことに気づきました。
コメント対応恐るべし。

一方で、一抹の物足りなさを感じているのも正直な気持ちです。
コメントでのやり取りの中で、思いもよらぬ発見があったり、ブログ本文とコメントの相乗効果でよりよい情報に昇華した時の気持ちよさは、なんとも言えないものがありました(コメントのやり取りがYahoo!ニュースに取りあげられこともあったり)。

実は、最後まで悩んだのが、コメント欄を廃止するか、コメント欄を残しつつ原則返信はしないとするか、という二択でした。ツイッターで悩みを愚痴ったところ、後者を推す声もありました。
でも、自分自身の現状とコメントの質と量などを総合的に勘案した結果、前者を私は選択しました。
なので、物足りなさも受け入れるしかありませんね。

まぁ、物事を何か変えようとする時には、メリット・デメリットが出てくるものですが、その両方を天秤にかけて、メリットの方が大きければそれをやった方がよいのでしょう。

コメント欄廃止から1週間経った今、そんなことを考えています。
ブログも7年もやっていると、たかがブログ、されどブログであります。
これからブログを始めようというかたや、ブログ運営に悩んでいるかたの何かの参考にでもなれば幸いです。

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Posted by水瀬ケンイチ