公的年金、2012年度も国内債券の売り手に。個人投資家はどうすれば?

世界最大級の運用規模を持つ日本の公的年金は、2012年度も国内債券の売り手になるとのこと。

【Bloomberg.co.jp 2012/07/26より引用】
GPIF理事長:今年度も国内債売却-年金支払い増加で
世界最大の資産規模を持つ日本の年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)は、人口の高齢化による年金支払い増加などで、2012年度も国内債券を売却していることを明らかにした。
【引用おわり】

公的年金を運用するGPIFは、昨年2011年に国内債券の買い手から売り手に回りました(該当記事)。
団塊世代への支給開始等年金支払増加のため、保険料や運用利益ではまかなえず積立金を取り崩す環境にあり、国内債券を売って現金化しているのです。
2011年度は(満期償還分を含め)国内債券7兆4637億円を現金化したそうです。
運用利益が2兆6092億円でしたから、現金化した金額の大きさがうかがえます。

最大の国内債券の買い手であったGPIFが、このまま継続して売り手に回ると、債券市場はどうなってしまうのでしょうか?

債券は、買い手が付かなければ、金利は上がらざるを得ません。
2012年7月28日現在、日本国債は超低金利状態(10年利付け国債の利率が0.8%)が続いていますが、今後はどうなるかは分かりません。
今のところ、国内の金融機関が国債を買っていますが、すでに大量の国債を抱え込んでいます。
今後、国債の新たな買い手(外国人投資家など)を探すことも必要になってくるかもしれません。

では、個人投資家は債券投資をどうすればよいか?
未来のことが正確に分かる人がいない以上、こうしておけば絶対安心ということはないという前提ですが、相場がどう転んでもそれなりに対応できる(ダメージを軽減できる)運用ができたらよいと思います。

個人的には、日本債券クラスの投資商品は、デュレーションが短いMRF・MMF、そして債券価格の変動がない個人向け国債(変動10)にしています。

デュレーションが短い商品は、金利変動に対する影響を受けにくい特徴があります。
個人向け国債は、途中売却したとしても、金利変動による債券価格変動がないという、同じく金利変動に対する影響を受けにくいという特徴があります。
また、変動10なら金利上昇時の利金収入アップも期待できます(金利見直しは半年に一度ですが)。

公的年金の動向は、個人の資産運用にも参考になることが多いので、継続的にウォッチしていきたいと思います。


※言わずもがなですが、投資判断は自己責任でお願いいたします。
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