「真夏のインデックス投資ナイト」体験レポート (その1)

毎年、新年1月に開催されているインデックス投資ナイトが、今年は夏にも開催されました。

その名も「真夏のインデックス投資ナイト」。2012年8月10日、お台場の東京カルチャーカルチャーにて開催。今回のテーマは「インデックス投資徹底入門」で、初心者向けです。
私も当日参加してきましたので、体験レポートを書きたいと思います。

真夏のインデックス投資ナイト

来場されたお客さんは約70人、ざっと見渡すと30代~40代くらいが中心で女性も2~3割はいたように思います。初心者向けというふれこみだったからか、いつものインデックス投資ナイトよりも客層が若い印象です。挙手による自己申告によると、投資未経験者は10人くらいでした。

今回のゲストは、FPの深田晶恵氏、FPの花輪陽子氏、ファイナンシャル・ジャーナリストの竹川美奈子氏、経済評論家の山崎元氏の4名です。山崎氏以外は全員女性という布陣。司会はインデックス投資交流会のえんどうやすゆき氏、横山シンスケ氏の2名。横山氏が投資未経験の素人代表として、専門言葉や難しい説明にどんどんツッコミを入れてくれます。
まず、投資に入る前に、投資入門でよくある困った「あるある」事例から。

深田氏
「女性誌で“口紅を選ぶように投資を”という特集が組まれると相場は天井。でもそこで始めてしまう」

花輪氏
「退職金など大金を一気に投資して失敗」

竹川氏
「(1)比較しない、(2)同じようなものばかり買う、(3)新発売のものを買う」

山崎氏
「毎月分配型投信を勧めるなどたちが悪い銀行で資産運用を始めてしまう」

全員の意見を総合すると、一般誌で投資特集が組まれるような上昇相場の時に、金融機関から勧められた新商品を、比較することなく即決で、余裕資金をすべて使って買ってしまう……なんだか耳が痛い話ですね。私を含め、こういう感じで投資を始められたかた、けっこういらっしゃるのではないでしょうか。
できれば自分が入門する前に聞きたかったですが、これから始められる方々にとっては、他人の失敗談は耳を傾ける価値があるかもしれません。

ここで、横山氏より「大金を持つと投資したくなるものなの?」という質問が投げられました。たしかに。

花輪氏
「退職金などまとまったお金が銀行に入ると、勧誘が盛んに来る。男性高齢者には若い女性、女性高齢者には若い男性が担当に付く」

山崎氏
「お客さん扱いしてくれるので気分が大きくなってしまう」

そんな秘密があったのか。私にもぜひ若い女性の担当者を!!
というのは冗談で、個人的には投資商品は自分で選びたいので、担当者もお勧め情報も不要です。実際に、自分の親たちを見ていると、銀行や保険会社からよくセールスの電話がかかってきています。大丈夫だろうか……?

山崎氏
「銀行は給料や定期の満期など個人の資産の出入りを把握している。セールスとして強力すぎる」

深田氏
「銀行員の決め台詞“預金してもお利息がほとんど付かないので”って、それを銀行員が言っちゃいけないでしょう(笑)」

山崎氏
「銀行の投資商品にろくなものはないということを覚えて帰ってほしい。銀行員に投資の相談をするのは、赤ずきんちゃんが狼に道を聞くようなもの」

横山氏
「こ、これは戦争ですね…」

ここで、深田氏が「銀行員がこんなに怖い存在だったと初めて知ったかたは挙手を」と言ったところ、会場では5人ほどが手を上げ、「5人の財布が救われたということで、今日登壇した意義は果たした感じ」と山崎氏、いやいやまだ早いでしょう(笑)

資産運用の相手として、銀行を警戒している方々が意外と多かったのが印象的でした。最近は、新聞やテレビでも銀行での資産運用絡みのトラブルが報道されていることも関係しているのでしょうか。
(関連記事:銀行と賢くつきあうただひとつの方法

話の中で「投資信託」という言葉がちょこちょこ出てきていたので、ここで竹川氏から「投資信託とは何か?」という説明がありました。
「投資信託は、中身が見える福袋みたいなもので、いろんな資産に投資できる「パッケージ商品」。世界中の株や債券など様々な資産に1万円(積み立てなら月500円から)から分散投資できる」といった概要がスライドで説明されました。

続いて、「投資の第一歩の踏み出し方」について。

深田氏
「小額でもいいからまずやってみること。やってみて初めてわかることがある」

花輪氏
「いきなり株式に投資せず債券型などリスクの少ない投資信託から始める。最初から完全な形を目指さない」

ここで、えんどう氏から「えーと、株式と債券って何ですか?」という質問が飛び出します。
こういう根本的な問いに簡潔に答えるのは意外と難しいものです。
一瞬、うろたえる登壇者陣(笑)

山崎氏
「債券は国や企業がお金を借りるための借用書。借金だから、あとで全額返すし持っている人には利息が払われる。株式は、企業が使うお金として使われるが、もうけの一部が株主のものになる。株式会社を所有してるのは株主なんです」

なるほど。参考までに、それぞれWikipediaではどう説明されているか記載しておきます。
債券とは
株式とは

さて、「投資の第一歩の踏み出し方」の続きです。

竹川氏
「2つの準備と4つのやり方。準備1:生活費の半年~1年分の安全資産を確保、準備2:いかに儲けるかよりどのくらいの損に耐えられるか把握(目安は年間に貯められる金額)、やり方1:基本を学ぶ、やり方2:実践、手順3:記録、手順4:反省・修正」

た、竹川さん、第一歩の踏み出し方がいっぱいありますね(汗)
しかしながら、準備1の話は当ブログでいう「生活防衛資金」のことであり、これの重要性は私も声を大にして言いたいところです。生活防衛資金には、突然のリストラや長期入院などに備えると同時に、資産運用の心の平静を保つための大切な役割があると考えています。
実際に生活防衛資金が役に立った例も紹介していますので、よろしければどうぞ。
(関連記事:生活防衛資金が役立った例

※本記事は水瀬の個人的解釈でまとめ・省略をしていますので、誤解・曲解があるかもしれないことを予めご了承ください。間違い等あればご連絡ください。可及的速やかに対応します。


その2へ続く
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