「真夏のインデックス投資ナイト」体験レポート (その2)

「真夏のインデックス投資ナイト」体験レポート (その1)の続きのブログ記事です。

真夏のインデックス投資ナイト

初心者向けのテーマ、「投資の第一歩の踏み出し方」についての続きです。

山崎氏
「投資金額によってリスクを調整できることはけっこう盲点。安定成長バランスファンド1,000万円と新興国株式ファンド100万円では、後者の方がリスクが低い。銀行と話していると、『値動きがマイルドな投資信託がいいですよね』『うん』みたいな話で、ミドルリスク・ミドルリターンの投資信託を余裕資金全額で買わされることになりがち」

えんどう氏
「すみません、リスクとは…何ですか?」

またまた来ました!えんどう氏からの素朴な疑問。
こういう根本的な問いに簡潔に答えるのは意外と難しいものです。
深田氏
「値動きのこと。資産運用の世界では、リスクは一般的な“危険”という意味ではなく、値動きのことを指す。業界用語ですね。お客さんは値下がりしないものという意味で『リスクが小さいものをください』と言うが、金融機関は(上にも下にも)値動きが小さいものとして解釈してしまう」

横山氏
「ではリターンとは…?」

竹川氏
「リターンは、ある一定期間に得られる収益のこと。リスクに関しては年率○○%と表されるが、その2倍くらいは上下に動くものとして覚えておいてほしい。例えば日本株のリスクは18~22%くらいだから上下に40%くらいは動くということ。パーセントではなく金額に置き換えると分かりやすい。100万円投資したら最大で40万円くらい損したり儲かったりする可能性があると考えると実感がわく」

リターンという言葉で迷う投資家はあまりいないかもしれませんが、リスクという言葉は、一般的な意味(=危険)ではなく深田氏が仰るように業界用語としての意味(=ブレ幅)があるという説明は、投資のテキストでは基本編に出てきます。知っておくべき投資の基本だと思います。

ただし!
いち個人投資家としてひとこと言いたいのは、資産運用の世界でも、業界用語としての意味だけでなく一般的な意味も混在していることを、ちゃんと説明してあげてほしいということです。
例えば、投資信託の目論見書等に書かれている「為替リスク」とか「信用リスク」というような使い方の場合は、一般的な危険という意味だったりします。私も投資を始めた頃は「えっ全部ブレ幅って意味じゃないの!?」と混乱したことを覚えています。

ちなみに、当ブログではなるべく、業界用語としての意味(=ブレ幅)の時には「リスク(標準偏差)」と表記するようにしています。一見難しい言い方ですが、意味が紛らわしいよりはいいかと思っています。

次のテーマは、「投資の落とし穴」について。時間がおしているので手短にということで、各ゲストにマイクが回ります。

深田氏
「手数料が高いものは買ってはいけない。投資に失敗した人は手数料の大切さが分かるが、これから始める人も手数料の意識を持ってほしい」

花輪氏
「感情的になってしまうこと。感情的には、景気が悪い時には売りたくなり、景気が良くなってくると買いたくなってしまうが、そうすると利益が出ない」

横山氏
「“考えるな、感じろ”ということですか?」(会場笑い)

(水瀬注:有名なブルース・リーの「燃えよドラゴン」での台詞ですね!)

花輪氏
「逆、逆です!感情のままに行動すると失敗してしまうので、感情をコントロールするということ」

竹川氏
「投資=当てにいくと考えてしまうこと。どの企業が儲かるか、どの地域が儲かるかと考えてしまいがちだが、長期、分散、低コストという基本からスタートすること」

山崎氏
「自分が理解できない商品を買ってしまうこと。他人に自分が説明できない商品は買わない。その商品を売ることによって売り手がどれだけ手数料を得ることができるか、という部分まで説明できることが必要」

横山氏
「それは私の仕事でも同じですね。企画でもA4用紙1枚で説明できないものはやらない、ということがある」

山崎氏
「年間1%を超える実質手数料を払う金融商品は検討する必要がない。投資信託なら信託報酬が1%を超えているものは一切考えない。これで4,000本ある投資信託の3,900本くらいは除外される」

横山氏
「おっ具体的でいいですね」

山崎氏
「投資が趣味ではなく、運用としてお金を増やしたいというかたにとって、安全リスク資産は、預金・MRF(MMF)・個人向け国債でいい。リスク資産は、今日のテーマでもあるインデックスファンドだけを覚えておけばいい。それ以外、趣味で株式を売買したいというようなかたは、楽天証券が誠意をもってお相手する」(会場笑い)

4名のゲストがさらっと答えてくれましたが、ここで出てきた4つのポイントは投資のコツとでも言うべき重要ポイントだったと思います。

しかもこれらは、どの投資テキストの中でも共通してまとめられているようなものではなく、たくさんの書籍を読んだり実際に投資をしたりする中で、少しずつ自分の知識として蓄えていくようなエッセンスですから、初心者の方々は覚えておいて損はないと思います。

ここで第一部は終了。休憩をはさんで第二部です。

その3へ続く


※本記事は水瀬の個人的解釈でまとめ・省略をしていますので、誤解・曲解があるかもしれないことを予めご了承ください。間違い等あればご連絡ください。可及的速やかに対応します。

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