なぜ、ブログ読者に寄稿をお願いするのか

最近、読者さんからの寄稿を、たびたびブログに掲載させていただいています。
いずれも、「ぜひうちのブログに寄稿してくれませんか」とお願いをして、寄稿いただいたものです。

なぜ、私はブログ読者に寄稿をお願いするのか。
最近ネタ切れだから?いいえ、違います。それは、あるひとつの「後悔」がきっかけになっています。
(個人的な話の長文です。ご興味がある方だけご覧ください)
***

私は今まで、投資を通じて様々な個人投資家と出会ってきました。
それはネット上だけにとどまらず、リアルな場にも広がっています。自分で相互リンクブロガーを招待して開いている「梅屋敷インデックス飲み会」、えんどうやすゆき氏主催の「インデックス投資交流会」、竹川美奈子氏・島田知保氏・renny氏が立ち上げた「コツコツ投資家がコツコツ集まる夕べ」などなど。それらの場には、ユニークな方々がたくさんいらっしゃいました。

タカちゃん氏と初めてお会いしたのは第一回インデックス投資交流会でした。
彼は当ブログのコメントの常連さんで、インデックス投資にとても詳しいというか、マニアックなかたでした。お会いして、「ああ、あなたが!」とお互いにすぐに打ち解けました。いただいた名刺にはたしか、「気象予報士のインデックス投資家」と書かれていました。
私は「面白いな」と思いました。

彼は、紙の資料を手に持って、まわりの参加者たちにしきりに何かを訴えていました。
それが、「日本の地震・火山リスク」でした。
持参していた資料は世界地図で、過去に大きな地震が発生した場所に赤い印が付いているものでした。そして、日本のあたりは全体的に赤っぽく浮かび上がっていました。曰く、「日本は活火山が多く、また世界の地震の1~2割が日本に集中しており、大地震発生のリスクを考えると国際分散投資で地域の分散をしなければ危ない」とのことでした。

分散投資派ばかりのインデックス投資家が集まっている会だったので、国際分散投資に異論を唱える方はあまりいなかったと思いますが、その根拠が数学的な相関や、各国の経済成長ステージの違い等ではなく、「日本の地震・火山リスク」とは珍しい。気象予報士ならではの発想なのかもしれません。
私は「面白いな」と思いました。

しかし、その場の参加者たちは耳を傾けながらも、どこか「なにそれ?」という顔をしているようにも見えました。これが2008年7月の出来事です。

その後もインデックス投資交流会は回を重ね、彼はその度に「日本の地震・火山リスク」について熱弁していました。ブログコメントでもたびたび主張していました。
2009年3月、新興国への分散投資についてのブログ記事(該当記事)のコメントで、またもや「日本の地震・火山リスク」を主張する彼に対して、私はこうレスしました。

>タカちゃんさん

地震・火山リスクを考慮した分散投資というのは、ほかに提唱している人を知らないので、ブログなりレポートなり、なにか「形」にされてはいかがでしょうか。
他人のブログのコメント欄では、お考えの全てを紹介することも出来ないでしょうし。


常々、彼の分散投資論をユニークで「面白いな」と思っていたので、もっときちんとした形で多くの人に見てもらえばいいのにと考えてのレスでした。
しかし、彼は「それはできない」と言いました。彼には彼なりの事情があって、自分ではブログやWEBサイトは作れないと言いました。(ここではその事情は伏せさせていただきます)
私は、もったいないなぁと思いましたが、「それなら仕方ないですね」と引き下がってしまいました。

この判断が、後々私を後悔させることになります。

***

3年後、2011年3月11日――。
「1000年に一度」と言われる未曾有の大震災が日本を襲います。

その日の夜、私は帰宅できず会社の床にダンボールを敷いて寝ようとしますが、あまりの出来事に、いろいろなことが頭をよぎってなかなか寝付けませんでした。頭をよぎったことのひとつは、まわりが相手にしなかったタカちゃん氏の「日本の地震・火山リスク」の熱弁と、あの世界地図です。あの地図で三陸沖は特に真っ赤だったではないか。

「日本の地震・火山リスク」情報を放置したことが悔やまれました。
もちろん、実際問題としてあのような大災害に対して、私ごときのブログで何ができたとも思えません。日本が地震大国なのは昔から周知の事実でした。
それでも、私は馬鹿なので、もしあの時、「日本の地震・火山リスク」についてブログで大々的に取り上げていたら、もしかしたら、もしかすると、何かの役に立っていたかもしれないと思ってしまったのです。自分も「なにそれ?」と思っていたのなら諦めもつくのですが、自分がユニークで面白い、他の人にも知ってほしい、と思った情報だったので、なおさら悔やまれました。

ちなみに、彼は図らずも大地震リスクを3年以内に的中させてしまったわけですが、震災後、「だから言っただろう!」というようなことはひとことも言いませんでした。それどころか、あれだけ熱弁していた「日本の地震・火山リスク」に対して、現在は口をつぐんでいるようにさえ見えます。今度、その理由をお伺いしたいと思っています。
なぜなら、火山リスクの方はまだ顕在化していないからです……。

***

梅田望夫氏は著書「ウェブ進化論 本当の大変化はこれから始まる」の中で、「日本における教養ある中間層の厚みとその質の高さは、日本が米国と違って圧倒的に凄いところである」と言っています。私も同感です。
投資を通じて出会った方々のほとんどは、ふつうの一般人です。にもかかわらず、専門家顔負けの知識を持っていたり、珍しい経験をされていたり、思いもよらぬユニークな分析をしてみせたり、すごい方々がいらっしゃいます。そのような方々が当ブログのコメント欄にも集まり、一時は「梅屋敷のブログは、本文よりもコメントの方が役に立つ」というありがたい(?)評判までいただいていました。

残念ながら、現在、諸般の事情から当ブログのコメント欄は閉鎖されています。
しかし、私が出会ったユニークで面白い人物や情報については、私だけで囲い込まず積極的に情報発信していきたい。なぜなら、そういう草の根情報は、マスメディアには出てこないが、もしかしたらとても貴重な情報かもしれないからです。そして、それはコメントなどではなく、ブログ記事本文で取り上げたい。だから、私はブログ読者に寄稿をお願いするのです。

もし、あなたに寄稿依頼が来たら、どうか少しだけでも検討してやってください。よろしくお願いします。

<寄稿記事>
【特別寄稿】 投資を始めようかな...?と悩んでいる方へ (セロン氏)
【特別寄稿】 世界でいちばん割安なのはどの国?世界各国のバリュエーション表 (タカちゃん氏)
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