日本の投資家による海外ETF購入比率上昇!?

日本の投資家による海外ETF(米国上場のETF)の購入比率が上がっているそうです。

【日経電子版 2012/10/04より引用】
海外ETF活況が映す日本株パッシング
9月中旬、世界最大級の資産運用会社であるザ・バンガード・グループ・インクが日本のファイナンシャル・プランナー(FP)を引き連れて米国本社の視察ツアーを敢行した。参加したFPのひとりはツアー中の講演で、興味深い事象を教えてもらった。日本の投資家による米国上場のETFの購入比率が上がっている――。バンガードはこの情報を開示しないが、FPを通じて日本の個人投資家にETFを広めてほしいという思惑があったとみられる。
【引用終わり】

先月、知り合いのFPさんたちが米国バンガードを訪問されていました。
私は行けなかったので、行った方々から現地でのお話を直接お聞きしたり、ネットで拾い集めたりしています。(こんなおみやげをいただいたりする幸運も…^^)

報道内容が正しいとすると、おそらく米国バンガードのセミナーの中で、上記記事のような「日本の投資家によるETFの購入比率が上がっている」との情報があったのだろうと推測します。

海外ETFは、超低コストの運用ができるのですが、売買手数料が高めなので少額では手数料負けしてしまうことや、税務等に手間がかかることから、実際に取り組む個人投資家はマニアというか少数派だという認識でした。
しかし、記事によると、個人投資家だけでなく、都市銀行や生命保険会社など金融機関が海外投資の一部に組み入れる動きも目立つそうです。

以前、ブラックロックのブロガー向けセミナーに参加した際(該当記事)には、日本のETF市場について「日本でも機関投資家はETFを使っているが、TOPIXや日経225が中心で海外モノは使われていない」という話でした。

もしかしたら、日本の機関投資家は海外モノに投資する際に、国内ETFではなく海外ETFで運用を始めているのかもしれません。
国内ETFの海外モノには、まだまだ流動性が低いものがけっこうあります。機関投資家レベルの大きな資金は入れにくいと考えられても不思議はありません。(関連記事

私も海外ETFをメインに資産運用しておりますが、各種インデックス商品(インデックスファンド・国内ETF・海外ETF)にはそれぞれ一長一短があります。皆さまにおかれましては、ご自身の環境に合わせて最適な投資商品を選択していただけたらと思います。

<関連記事>
2011/07/30 インデックスファンド、国内ETF、海外ETFの比較
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