証券分析入門

水瀬ケンイチ

僕はインデックス投資派ですが、インデックス投資だけが正しい投資法だとは思っていません。
実際に、個別銘柄へのバリュー投資をしていた事もありますし、デイトレードをやっていた時期もあります。(大抵失敗していましたが…)
楽ちんなインデックス投資は、とても自分に合っているとは思います。でも、それしか知らないのでは、いかにも了見が狭い投資家になってしまいます。
困ったことに、ここのところずっとインデックス投資しかしていなかったので、個別銘柄への投資手法を段々忘れてきました。

これではいかんということで、おさらいしておきました。

色々な投資法についてまとめた本を何冊か読んでいたのですが、一番、よくまとまっていると感じたのが「証券分析入門」(井手正介・高橋文郎著)です。
ビジネスゼミナール 証券分析入門
日本経済新聞社
井手 正介(著)高橋 文郎(著)
発売日:2005-07-23
おすすめ度:5


もちろん、分散投資をすすめる現代ポートフォリオ理論も出てきますが、そこから一歩踏み込み、財務会計指標による企業評価、キャッシュフローにもとづく企業評価、経済付加価値分析による企業評価など、様々な証券分析手法がまとめられています。
それだけでなく、コーポレートガバナンス、CSR、IR活動にまで考察が行なわれており、最新の動向も押さえてあります。
最後は、グレアムのバリュー投資の実践手引きでまとめられています。
投資をしている中で、何か知らない指標や計算式が出てきたら、この本を見ればほとんど載っていると思います。分析手法の百科事典といったところでしょうか。

投資の本質を捉えた、骨太でまじめな良書です。
長く使えると思いますので、持っていて損はないと思います。
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Posted by水瀬ケンイチ