「大増税時代を生き抜く共働きラクラク家計術」(花輪陽子・是枝俊悟著)は今風な共働きのすすめ

水瀬ケンイチ

お正月に「大増税時代を生き抜く共働きラクラク家計術」(花輪陽子・是枝俊悟著)を読みました。

大増税時代を生き抜く共働きラクラク家計術 (朝日新書)大増税時代を生き抜く共働きラクラク家計術 (朝日新書)
花輪陽子 是枝俊悟

朝日新聞出版 2012-11-13
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本書は、大増税時代を迎えるこれからは「片働き」よりも「共働き」が有利であることを解説したマネー本です。投資本ではありませんが、水瀬家も共働きであり、共感する部分が大きかったのでご紹介します。



1~2章は是枝氏が執筆、消費税10%時代に私たちの家計がどうなるのか、日本の所得税・住民税等が共働きに有利にできていることについて詳細な解説がされています。負担増で苦しくなった家計を節約だけで補おうとすると、その世帯の帳尻は合うかもしれないが、その分日本経済全体では売上が落ちてしまう。共働きで消費を維持・拡大していけば日本経済に重要な意味があると指摘しています。

3~5章は花輪氏が執筆、税制以外の部分についての共働きのメリット、共働き家計における大きな出費(住宅・自動車・保険)の減らし方、共働き家計の節約術について解説されています。水瀬家も共働きなので、おおいに参考になりました。特に、代行サービスやネットスーパー等については、今度ためしに利用してみようと思いました。

6章は是枝・花輪両氏による家計シミュレーションです。

Aさん一家:夫 正社員 妻 専業主婦
Bさん一家:夫 正社員 妻 パート
Cさん一家:夫婦とも正社員

それぞれの家計で現在と増税後にどうなるか、その際にどうすればよいか、アドバイスをしています。実際に共働きの威力が分かる内容になっています。

旦那さんが血の滲むような努力で可能性の薄い昇給を目指したり、奥さんが爪の先に火を灯すような節約に励んだり(水瀬的に勝手に付け加えると、少ない投資資金で超ハイリスクなポートフォリオを組んだり)するよりも、代行サービスや保育支援サービス等を活用して「共働き」する方が、家計的(税制的)にも精神的にも楽であるという本書の主張は、いかにも今風だなと思います。

もちろん、本書で推奨されていることは、各家庭が置かれた環境や考え方により、できることとできないことがあると思います。また、時期によって共働きしたくてもできない時期もあろうかと思います。

ただ、つまみ食いでも、ある時期だけでも、可能性を模索してみることには大きな意味があると思いました。それくらい家計に与える影響が大きいので。
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Posted by水瀬ケンイチ