投信スーパーセンター、新規口座開設の受付停止。もし今後事業廃止するつもりなら……

投信スーパーセンター

SMBC日興証券が運営する投信スーパーセンターは、新規口座開設の受付停止したと発表しました。

投信スーパーセンター お知らせ
2012年12月28日 新規口座開設の受付停止について

お知らせでは既存の口座開設者は今までどおり取引できると書いてあります。でも、これは誰がどう見ても、事業廃止に向けた縮小の一環だと思われます。しばらくすると(半年後くらい?)既存顧客にも事業廃止のお知らせがいくと予想しています。

投信事業は、個人投資家の人生をも左右する、言わば「人生のインフラ事業」であり、他の分野にも増して、事業の継続性が重要視されるべきだと考えているので、非常に残念です。

投信スーパーセンターは、ネット証券でも低コストなインデックスファンドの取り扱いがまだ少なかった2006年頃、当時、日興グループの投資教育事業を行なっていたコーディアル・コミュニケーションズが立ち上げた投信のネット販売事業です。「年金積立シリーズ」などが買えるということで、インデックス投資家にも注目を集めていました。

しかし、立ち上げ当初から私は一抹の不安を感じていました。なぜなら、当時彼らが言っていたことが、今は亡き「野村ファンドネット証券」(野村グループが立ち上げた投信ネット販売会社)が言っていたことと、そっくりだったからです。当時の私は、野村ファンドネット証券や大和証券投資信託委託の、突然の投信販売事業廃止で、散々な目に遭っていましたので、そんな不安をブログ記事にも書いていました(該当記事)。

すると、当時の社長さんから頼もしいお言葉が。

ひょんなことからメールのやりとりをする機会に恵まれた私は、図々しくも社長さんに「事業の継続」を懇願しました。社長さんからも、「この事業をゴーイング・コンサーンで進められるよう、一層精進したいと思います」との回答をいただきました。これは大丈夫かも……と胸をなでおろしたものです。(該当記事

あれから6年。顧客獲得に失敗したのか、他社との競争が激化したのか、あるいは親会社のSMBC日興証券がカニバリゼーションに我慢ならなくなったのか、理由は不明ですが、やむにやまれぬ理由があったのだと信じたい。しかし、ゴーイング・コンサーンできそうにない現在の状況を見るにつけ、悲しい気持ちになります。

気持ちの問題だけではなく、もし、今後事業廃止を考えているのであれば、考えてほしいことがあります。それは、既存の口座開設者に極力迷惑がかからない形で、スムーズに事業を終わらせてほしいということです。

たとえば、現在投信スーパーセンターでは、投信の移管に関して、他の金融機関からの受け入れは行なっていますが、他の金融機関への移管は行なっていません。上記の新規口座開設の受付停止のお知らせには、SMBC日興証券に口座を開設することがすすめられていますが、投信スーパーセンターで運用している投信は一旦売却(損益を無理やり確定させ信託財産留保額を払わせる)して、SMBC日興証券で買い直せとでも言うつもりでしょうか。

もちろん、まだ事業廃止まで発表したわけではないので、こういう案内になっているだけかもしれません。でも、もし今後事業廃止するのであれば、繰り返しになりますが、「既存の口座開設者に極力迷惑がかからない方法」を考えてほしいと思います。

それが、ゴーイング・コンサーンできなかった投信事業者の、投資家に対する最後の責任ではないでしょうか。

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