「金融のプロに騙されるな 生命保険・投資信託との正しいつきあい方」は保険と投信を同じ視点で比較できる珍しい本

「金融のプロに騙されるな 生命保険・投資信託との正しいつきあい方」(後田亨・渋澤健著)を読みました。

金融のプロに騙されるな 生命保険・投資信託との正しいつきあい方 (朝日新書)金融のプロに騙されるな 生命保険・投資信託との正しいつきあい方 (朝日新書)
後田 亨 渋澤 健

朝日新聞出版 2013-01-11
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私は投資信託の知識は多少ありますが、保険についてはド素人です。本書は、保険と投資信託という別々の金融商品を、同じ視点(主に投資信託を見る上で必要な視点)で比較することができる珍しい本でした。

保険と投信の基本、および、現実的に騙されない方法も知ることができる良書だと思います。

ふだん私は当ブログで投資信託について、「これはいい、これは要注意」ということを書いています。評価のポイントは第一にコスト(販売手数料・信託報酬)です。次いでリスクです。また、日本の投資信託には日本独特の問題点があり、投資家がノセられて騙されやすい環境にあります。本書でも、渋沢氏の「投信編」でそのあたりがバッチリ指摘されています。

それに加え、後田氏の「保険編」では、投信以上に不透明で高コストな日本の保険について問題点が指摘されています。そもそも、保険はコストがほとんど開示されていません。投信ではあり得ないことです。腐っても投信は運用コスト(信託報酬とその他費用)は(分かりにくいながらも)開示はされています。

もちろん、投信と保険は機能が違うので、単純に比較できるものではないのかもしれませんが、保険のコストが非開示というのは、金融商品として遅れていると感じました。投信の場合、情報開示は日本よりも米国のほうが進んでいます。本書を読んで、海外では保険の情報開示はどうなっているのだろう?という疑問がわきました。今度調べてみようかな。

本書の狙いとは違うのかもしれませんが、私がいちばん面白かったのは、保険と株式の歴史的なつながりです。具体的には海上保険(今の損害保険)と株式会社ですが、どちらも、中世ヨーロッパの貿易で個人が背負いきれないリスクを「仕組み」で分散していたとのこと。それらは表裏一体で、人類の勇敢な冒険をサポートしていたんですね。

現代を生きる私たちは、人生という困難な冒険において、これらの金融商品を賢く活用していきたいものですね。
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