「ちょっと投資心をくすぐるドルコスト平均法」13年1月分の投資を実行
水瀬ケンイチ

「ちょっと投資心をくすぐるドルコスト平均法」2013年1月分の投資を、本日1月31日に行ないました。
<ご参考> ちょっと投資心をくすぐるドルコスト平均法とは?
年明け後も、ほぼ一本調子で上昇してきた株式市場です。押し目らしい押し目もなく、ここまで来てしまいましたが月末なので投資しました。
積み立て商品は、以下の4本です。
・日本株式インデックスe (旧CMAM日本株式インデックスe)
・外国株式インデックスe (旧CMAM外国株式インデックスe)
・eMAXIS 新興国株式インデックス
・ダイワMRF
上から3本のインデックスファンドは、投資額が積み上がった段階で、更に低コストな海外ETF(VTI・EFA・VWOの3本、もしくはVT1本)へ適宜リレー投資します。目安は海外ETF1銘柄あたり100万円分程度になったらですが、気分で適当にやってます。
ダイワMRFは、四半期ごとに販売される個人向け国債変動10に投資するため、待機資金として貯めておきます。
直近のアセットアロケーションはこちら。(年に2回、お正月と6月末に把握しています)
控えめに見ても2008年のリーマン・ショック後の約4年間、長い目で見れば「失われた20年」と言われてきたように、ずっと低迷し続けていた日本株式クラスですが、ここ1か月の急伸を見て分かるように、上げ相場は突然かつ急激に訪れます。いわゆる「稲妻が輝く瞬間」と言われる所以です。
この「稲妻が輝く瞬間」を逃すとどうなるか?
1980年から2008年の米国株(S&P500)の年平均リターンは約11%でしたが、その29年間の中で上昇率が高かったわずか30日を、もし逃していれば、上昇率は5.5%に急減します。(出所:「敗者のゲーム」チャールズ・エリス著)
稲妻が輝くのを確認してから投資を開始しようと思っても、「あれ?輝いたかな?」と感じる頃にはもう遅いことが多いです。ましてや、投資が仕事でも趣味でもない私たち一般人は、毎分毎秒相場をチェックしているわけにもいきません。
稲妻が輝く瞬間を絶対に逃さず享受する方法はひとつだけ。バイ&ホールド戦略です。ずっと市場に張り続けるので、下げ相場の悪影響もフルに受けるかわりに、稲妻が輝く瞬間も絶対に逃しません。
歴史が教えるところによると、タイミングを見計らって頻繁に売買する運用法と、単純にバイ&ホールドする運用法は、平均的にはどっこいどっこいのパフォーマンスのようです(タイミング投資は個々のばらつきが大きく一般化は難しい面もありますが)。であれば、バイ&ホールド戦略というのは手間がかからないだけ個人的には好ましい戦略であると考えています。
今後も既定のアセットアロケーションで、愚直に投資額を積み上げていこうと思います。
※言わずもがなですが、投資判断は自己責任でお願いします。
<ご参考>
上記商品は、すべて楽天証券で購入しています。インデックスファンド→海外ETFへのリレー投資は同じ証券会社で完結できることが望ましいからです。(会社名をクリックすると口座開設できます)
・楽天証券
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