国内ETFの「基準価額と市場価格の乖離」(2013年1月末時点)、さらに乖離率が縮小

水瀬ケンイチ

個人投資家の期待を集めながらも、基準価額と市場価格の乖離の大きさが課題と言われてきた国内ETF。

海外資産クラスの主要銘柄「上場MSCIコクサイ株」(1680)・「上場MSCIエマージング株」(1681)・「MAXIS 海外株式(MSCIコクサイ)上場投信」(1550)の乖離率を、2013年1月末時点でチェックしてみます。

市場価格と基準価額の乖離率推移



乖離率は、MSCIコクサイに連動する1680が プラス0.16%、1550が プラス0.15%、MSCIエマージングに連動する1681が マイナス0.27%でした。

3銘柄とも今月はさらに乖離が小さくなりました。いずれもプラスマイナス0.3%以内で、個人的に許容範囲の目安にしているプラスマイナス1%以下の水準に余裕をもって収まっています。

とはいえ、ちょうど1年前の2012年1月は、3銘柄ともプラスマイナス0.1%以内だったことを考えると、さらなる乖離縮小が期待されます。いちばん良いのは、プラスマイナスゼロという「適正価格」でいつでも売買できることだと覚えておいてください。

ETFの基準価額と市場価格の乖離は、低コスト運用を志向する個人投資家にとって重要なポイントです。全体的な傾向としては、国内ETFの乖離水準は2~3年前と比較すると縮小してきているようですが、局面局面では乖離が拡大する時もあります。

国内ETFはインデックス投資家が安心して投資できる対象たりえるのか、今後も定期的にチェックしていきたいと思います。


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Posted by水瀬ケンイチ