投資信託マンガがある!?しかも無料とはこれいかに

水瀬ケンイチ

難しいことを漫画で教えるという手法はよく見られます。こどもの頃に「まんが日本の歴史」などを読んだ方も多いのではないでしょうか。

投資信託にも漫画ありました。しかも、なんと無料です。
マンガで学べる投資信託 教えて!トーシン教授」(投資信託協会著)

マンガで学べる投資信託
(中身はこんな感じです。上記マンガより引用)



投信協会のWEBサイトから、無料で閲覧可能です。

肝心の内容ですが、投信協会による「投資信託のしくみの基礎の基礎」という感じです。ボリュームも60ページちょっとと気軽に読める量です。無料でこれだけのしっかりとした知識を、漫画という分かりやすい形で得られるので、これから投資を始めようというかたは、見ない手はありません。

ただ、その分、かなり割り切った内容になっています。実際に投資信託に投資しようとしたら、投資信託という商品のしくみの前に、家計の状態把握、リスク許容度確認、アセットアロケーションの決定などといったとても大切な段階があるはずです。
また、その中では、リスクと期待リターン、分散効果、アクティブ運用とインデックス運用、リバランスなど、運用の要諦となる若干の知識も必要になりますが、そのへんはバッサリ割愛されています。

それでも、漫画で「投資信託のしくみの基礎の基礎」を学べるということは、よいことだと思います。しつこいようですが無料なのですから。

余談ですが、拙書「ほったらかし投資術 インデックス運用実践ガイド」を執筆後2年たってもまだ読んでくれない私の相方が、この投資信託漫画はあっさり読んで、「まあまあ分かりやすいね」だって。漫画の力ってすごいですね。

よく「タダより高いものはない」と言われますが、投信協会に限らず、こういう「業界団体」が発表する統計データや教育コンテンツの中には、無料でも良質なものがたまーにあります。協会会員企業から集めた資金で運営されているので、一部採算度外視的な活動も可能なのでしょう。

とはいえ、広い意味では、顧客から得た売上の一部が協会を通じて還元されているだけ、という考え方もできます。私たち個人投資家としては、こういうものを賢く活用したいですね。


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Posted by水瀬ケンイチ