外国株式インデックスファンド放浪記(その1)

水瀬ケンイチ

アセットアロケーションにおける「外国株式」クラスの金融商品として、僕は主に「バンガード・トータル・ストック・マーケット・インデックス・ファンド」を使っています。
※関連記事
2006/02/10 マイアセットアロケーション

これは、米国株式市場に投資するインデックスファンドです。
ニューヨーク証券取引所、アメリカン証券取引所、そして米国ナスダック店頭市場で通常取引されているすべての米国普通株式で構成されるインデックス「MSCI US Broad Market Index」のパフォーマンスに一致する投資成果を目指します。
販売手数料はゼロ(ノーロード)、信託報酬は0.82%(エクスペンスレシオ0.22%+口座管理手数料0.60%)、信託財産留保額はゼロです。

僕にとってのこのファンドのいいところ。
それは何より、日本で購入できる外国株式インデックスファンドの中では、コストが最安値クラス(確定拠出型年金専用ファンドを除く)であるところです。
販売手数料ゼロ(ノーロード)&信託報酬0.82%。
もし、あなたが外国株式ファンドをお持ちなら、コストを比較してみてください。

次に、ベンチマークとなるインデックスが、大型株だけでなく中小型株も全て含み、その名のとおり「米国株式市場全体」に分散投資できるところです。
米国のインデックスファンドでは、大型株のインデックスであるS&P500に連動したインデックスファンドが最も売れているらしいですが、「ウォール街のランダム・ウォーカー」の著者バートン・マルキールは、「もし一つだけアメリカ株のインデックスファンドを買うとするなら、S&P500ではなく、市場の動きをよりよく反映していると思われるウィルシャー5000インデックスの方を選びたい」と言っています。
「バンガード・トータル・ストック・マーケット・インデックス・ファンド」のベンチマークは、このウィルシャー5000でしたが、2005年4月22日からMSCI US Broad Market Indexに変わったようです。でも、新旧両ベンチマークはともに同じ投資対象市場(米国株式市場全体)を反映するものであり、実質同じと思われます。


一方、僕にとってのこのファンドのよくないところ。
「バンガード・ウェルズリー・インカム・ファンド」と同様(詳しくは関連記事参照)、年4回も分配金を出してしまうことと、分配金が二重課税されてしまうことです。ただし、二重課税分は確定申告すれば返ってきます。
また、ファンド固有の弱点というわけではありませんが、「外国株式インデックスファンド」として見ると、投資対象国が米国のみであり、欧州が全く含まれていないところが、ひっかかります。そして、残念ながら欧州のみに投資するインデックスファンドを僕は知りません。もしあるならどなたか教えてください。

というように、「バンガード・トータル・ストック・マーケット・インデックス・ファンド」は、若干の弱点も持ち合わせていますが、現時点では、僕にとって堂々たるメインファンドであります。
実際、かなりの金額を投資しており、投資成果もまずまず満足しています。

しかしながら、実は、外国株式インデックスファンドについて、最初から「バンガード・トータル・ストック・マーケット・インデックス・ファンド」を使っていたわけではありません。
このファンドに辿り着くまで、実に様々な紆余曲折を経ています。
これから、僕が巻き込まれたドタバタについてお話しし、その傾向と対策を勝手に考察してみたいと思います。
もうしばらく、お馬鹿な話にお付き合いあれ。

<ご参考>
僕のメインファンド、バンガード・トータル・ストック・マーケット・インデックス・ファンドが購入できるのは、日本ではマネックス証券だけです。
口座開設は下からできます。(会社名をクリックしてください)
マネックス証券
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Posted by水瀬ケンイチ