相場で身を持ち崩すとどうなるか?赤裸々にわかるまとめサイト

水瀬ケンイチ

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世の中で投資で成功した人の情報はたくさんありますが、失敗した人、特に取り返しがつかないほどの大失敗をした人の情報というのは、あまり表に出てきません。

最近、株式市場の好調で浮かれている投資家が散見されます。先日の記事「昨今の日本株上昇でテンション高くなってるインデックス投資家へ」でもブレーキ的な記事を書きました。

賛同意見をいただく一方、反対意見もいただきました。あるかたからは、「景気回復のためには浮かれる人も必要だろう」という正論、あるかたからは、「精神論でリアリティがない」というご意見をいただきました。その方は、「明らかな上げ相場の時にレバレッジを掛けて集中投資しないのは機会損失だ」というご意見でした。



上げ相場の時にはリターンの事ばかりに目が向きがちですが、長期投資において本当に重要なのは、リターンではなくリスクの管理です。年金運用などもリスク管理に重きを置いています。(短期投資や確かな相場観があるかたはその限りではありませんが)

リスクを取り過ぎるとどうなるのか、なにかよい実例はないかとネットを探していたら、ありました。株ではなくFXですが、「高レバレッジ」の「集中投資」の行く末がどうなるのか、赤裸々に綴られた掲示板のまとめサイトです。ご興味があればご覧ください。
(2chや刺激的な情報を見慣れていないかたは見ないほうがよろしいかと存じます。閲覧は自己責任で)

腹筋崩壊ニュース 2013/05/08
FX相場に手を出す気を失くすコピペを張ってくれ

もちろん、しょせん匿名掲示板の情報なので真偽が疑わしいとか、大げさに書いてるんだろうという感想は概ね正しいと思います。ただし、こういう情報の中にこそ、世の中に出てこない真実が埋もれていることもあることは知っておいた方がいいかもしれません。

為替市場において、25倍とか100倍(昔はFXでレバレッジ100倍が可能でした)とかいう高レバレッジ×集中投資であれば、これらの悲劇は理論的な計算上、十分起こり得る結末です。

自分の目論見どおりに相場が動けば、高レバレッジの集中投資にまさるものはありません。しかし、常に自分の予想が当たるとは限らないのは、ある程度投資を続けているかたなら誰もがわかることだと思います。

ただでさえボラティリティが高い株式市場や為替市場で、更にボラティリティを高める方向の投資手法を選択するということは、それ相応の自信と実力が求められます。それは、一歩間違えば、上記サイトのような悲劇と常に隣り合わせのイバラの道です。

イバラの道は絶対行くなとは申しませんが、投資が仕事でも趣味でもない私たち一般人は、なにもそんな苦労はしなくても、人生をゆったりのんびり楽しみながら、平均的な投資成果を享受できる方法があることも、頭の片隅に置いておいていただければと思います。

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山崎 元 水瀬ケンイチ

朝日新聞出版 2010-12-10

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Posted by水瀬ケンイチ