【特別寄稿】 地震リスクは考えておこう

毎月、寄稿いただいているタカちゃんさんから、いつものバリュエーション表とは別の、いや、むしろ本命のレポートが届きました。

個人的に待望のレポートです。なぜなら、これは私が当ブログで寄稿を募るきっかけになったレポートだからです。その経緯は以下のとおりですが、ご興味があればご覧ください。
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そんなことより、皆さまも読んでほしいのはタカちゃんさんのレポートです。これを読んだら、どんなに銘柄を厳選しても日本株オンリーの運用はちょっとな……と思われるかもしれません。以下、特別寄稿「地震リスクは考えておこう」です。



タイトル:★地震リスクは考えておこう
作成:タカちゃん

特別投稿「地震リスクは考えておこう」の図表
(クリックで拡大)

最近は日本株高で「テンションが高い」人が多くいるようです。
だからこそ、日本のカントリーリスクである地震リスクを考えておきたいです。
地震リスクはヘッジ手段が少ない為、対策は考えておく必要があります。

★持家の場合で地震保険のリスクヘッジ機能は?
例えば新築の家を3000万円で建てて、火災保険と地震保険をセットで加入し、火災保険の保険金額が3000万円の場合は地震保険は1500万円までとなっています。
ただし、巨大地震がやってきた時は1回の地震で発生する支払い保険金総額が5.5兆円を超える可能性が高い為、それを超えた分はカットされます。
例えば、南海トラフ大震災が発生し、保険金総額が100兆円に達した場合で、地震保険1500万円で加入し全壊の場合に受け取れる保険金は・・・

受取保険金=1500万円 x 5.5兆円 / 100兆円 x 100% = 82.5万円

つまり、当初3000万円で家を建てた場合、大震災が起きた場合で保険金総額が100兆円の場合は最高で82.5万円しか受け取れない計算です。
http://www.kanematsu-total.co.jp/kasai/02/q155.php

★東日本大震災では数日間で株価は大きく下落し、為替レートは米ドルに対して大きく円高に
為替レートですが、2011年03月11日終値でUSD/JPY=81.8899円、2011年03月17日終値でUSD/JPY=78.8300円と数日で大きな円高になりました。
東日本大震災では多くのFX投資家が円安を予想していましたが、現実は円高になりました。
株価は大きく下落しています。
日経平均株価の2011年03月11日終値で10254.43円、2011年03月17日終値で8962.67円になっています。
これを見る限りFXでヘッジするのは無理でしょう、地震によって円高、円安のどちらに動くのかは状況次第と言えるからです。
株式の場合は大きく下落していますが、実はこれをきっかけに日本株の空売りが制限がされたケースがあるそうです。
ちなみに、空売り規制によると国内の市場では事実上、個人投資家は1銘柄あたり50単元までしか空売りできません。
仕事をしている人はタイミングよく空売りしてヘッジするのはあまり現実とは言えないでしょう。

★世界で起きるマグニチュード6以上の地震の20.5%が日本で発生している
右図にはプレートが示されており、プレートとプレートの間で地震が多く発生しています。
日本近海では北米プレート、太平洋プレート、フィリピン海プレート、ユーラシアプレートの境界がある世界的に珍しい地域でもあります。
この為、世界的にも地震の多発地帯にもなっています。

☆対処方法は生活防衛資金、働いて給与を得る事、国際分散投資の3つ
震災で企業が被災し失業してしまう場合もありますが、働けるのならば働いて給与を得る方法が現実的かも知れません。
投資をする場合は、地震の多い日本に偏らないように地域を徹底的に分散する方法が一番簡単な方法だと考えられます。
地震リスクを分散したいが、どうしても分からない時はVTを使うのも一策です。
なお、サテライトポートフォリオ目的で個別の国へ投資する場合は地震リスクが大きいのかどうかを考えておきましょう。

☆オペレーション上のリスクも考えておく
大震災で家が全壊するなどしてパソコンが使えない状態が長期に渡って続く場合は、取引ができない場合があります。
それでも困らないように考えておきましょう。
特にリタイヤが近い人で社会保険⇒国民健康保険に切り替わる1年前の時点で海外ETFを売却したい時に、それができなくなるリスクは考えておく必要があります。

最終的な判断は自己責任でお願いします。
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