国内ETFの「基準価額と市場価格の乖離」(2013年5月末時点)、やや乖離拡大
水瀬ケンイチ
個人投資家の期待を集めながらも、基準価額と市場価格の乖離の大きさが課題と言われてきた国内ETF。
海外資産クラスの主要銘柄「上場MSCIコクサイ株」(1680)・「上場MSCIエマージング株」(1681)・「MAXIS 海外株式(MSCIコクサイ)上場投信」(1550)の乖離率を、2013年5月末時点でチェックしてみます。

(クリックで拡大)
乖離率は、MSCIコクサイに連動する1680が マイナス0.18%、1550が プラス0.70%、MSCIエマージングに連動する1681が マイナス0.54%でした。
1550の乖離がやや拡大しました。同じMSCIコクサイ連動ETFでも、1550は乖離拡大、1680は乖離縮小と結果がわかれています。マーケットメイカーや出来高の違いが影響しているということでしょうか。
いずれも、個人的にギリギリ許容範囲と考えているプラスマイナス1%の範囲内に収まってはいるので、現時点では大騒ぎするほどのことではないと考えています。ただ、今後なにかのキッカケで、大きく乖離する可能性はありますので、引き続き、定期的にチェックしていきたいと思います。
<ご参考>
1550を売買するつもりならカブコムがおすすめです。「フリーETF」対象でいくら売買しても売買手数料が無料です。以下から口座開設できます。(無料)
・カブドットコム証券
海外資産クラスの主要銘柄「上場MSCIコクサイ株」(1680)・「上場MSCIエマージング株」(1681)・「MAXIS 海外株式(MSCIコクサイ)上場投信」(1550)の乖離率を、2013年5月末時点でチェックしてみます。

(クリックで拡大)
乖離率は、MSCIコクサイに連動する1680が マイナス0.18%、1550が プラス0.70%、MSCIエマージングに連動する1681が マイナス0.54%でした。
1550の乖離がやや拡大しました。同じMSCIコクサイ連動ETFでも、1550は乖離拡大、1680は乖離縮小と結果がわかれています。マーケットメイカーや出来高の違いが影響しているということでしょうか。
いずれも、個人的にギリギリ許容範囲と考えているプラスマイナス1%の範囲内に収まってはいるので、現時点では大騒ぎするほどのことではないと考えています。ただ、今後なにかのキッカケで、大きく乖離する可能性はありますので、引き続き、定期的にチェックしていきたいと思います。
<ご参考>
1550を売買するつもりならカブコムがおすすめです。「フリーETF」対象でいくら売買しても売買手数料が無料です。以下から口座開設できます。(無料)
・カブドットコム証券
- 関連記事
-
-
国内ETFの「市場価格と基準価額の乖離」(21年3月末)、今月から信託報酬を税込(総額表示)対応 2021/04/01
-
国内ETFの「市場価格と基準価額の乖離」(21年2月末)、低位安定でヨシ 2021/03/01
-
国内ETFの「市場価格と基準価額の乖離」(21年1月末)、なぎでよし 2021/01/30
-
国内ETFの「市場価格と基準価額の乖離」(20年12月末)、今回から全世界株式クラスも追加 2021/01/03
-
国内ETFの「市場価格と基準価額の乖離」(20年11月末)、ウォッチ銘柄は高品質な連動 2020/12/01
-
国内ETFの「市場価格と基準価額の乖離」(20年10月末)、ウォッチ銘柄は高品質な連動 2020/10/31
-