「銘柄も選択しないしタイミングも気にしない投資法」で儲かるわけない?

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今日の日経電子版に、投資における「第3の選択」があるという良記事が掲載されています。

日経電子版 マネー底流潮流
2013/6/10 株・為替大波乱で考える資産形成「第3の選択」
編集委員 田村正之


何が「第3」なのか? それは、「元本確保一本やり」でも「当てに行く投資」でもない、「投資対象と購入時期の分散による、ゆったりした資産形成」のこととのこと。国内外の株や債券のインデックスファンド等に積立投資するインデックス投資は、まさにこれに該当します。

詳しくは上記記事をご覧いただきたいのですが、まさに「我が意を得たり」の内容でした。

一般的に、投資と言えば「当てに行く投資」、つまり、銘柄を選択してタイミングを見計らって売買する方法がイメージされます。それはそれで間違いではないし、昔から投資の王道なんだろうなと思います。

ただ、「銘柄も選択しないしタイミングも気にしない投資法」もあるのです。しかも、これはトンデモではなくまっとうな投資法のひとつであることが、もっと知られてよいと考えています。

……などいうと、「銘柄選択しない?投資タイミングも気にしない?それで儲けられるわけがないだろ!これだから素人ブロガーは云々」というお叱りが聞こえてきそうです。ベテラン投資家やファイナンシャル・プランナーさん等から、いろいろな理由とともに同様の意見がよく当ブログに寄せられます。でも、ちょっと待って下さい。

あなたがたが頭ごなしに否定している「銘柄も選択しないしタイミングも気にしない投資法」は、あなたも私も将来お世話になるであろう「公的年金」の中心的運用にすえられていることを忘れていませんか?

GPIF(年金積立金管理運用独立行政法人)のWEBサイトには、公的年金の運用手法として、

『年金積立金は巨額であり市場への影響に配慮する必要があることや、市場平均を上回る収益率を継続的に上げることは容易ではないと考えられることなどから、パッシブ運用を中心とすることとしています』

と明記されています(該当ページ)。GPIFは所定のアセットアロケーションに投資するインデックスファンド等をバイ&ホールドしています。期待リターンがプラスであると考えられるものに投資してじっとしています。入出金のための売買はしますが、投資タイミングを計っての売買は基本的にしません。それでも運用成績はちゃんと儲かっています。

くだんのベテラン投資家やファイナンシャル・プランナーさんにおかれましては、そんなに「インデックス投資なんかダメだ」「儲けられるわけがない」と信じておられるなら、その主張は、しがない個人ブロガーなどではなく、ご自身が将来お世話になるであろう公的年金にまず進言されたらいかがでしょうかと、いつも思うのであります。

繰り返しになりますが、私は「当てに行く投資法」が間違いだと言っているわけではありません。投資の王道だと思っています。ただ、それ以外にも、「銘柄も選択しないしタイミングも気にしない投資法」もまっとうな投資法のひとつだと言っているだけです。

新聞記事やマネー誌等では、「当てに行く投資法」やそのための情報を中心に掲載されています。新聞記事で「銘柄も選択しないしタイミングも気にしない投資法」について紹介されるというのは貴重なことなので、取り上げてみました。

ご興味があれば、もう一度上記記事をご覧いただければと思います。


<ご参考>
「そのインデックス投資とやらはどうやるの?」と思われたかたは、こちらをどうぞ。
2012/08/29 インデックス投資の具体的方法 8ステップ
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