7/17東証上場のiシェアーズETF3銘柄が海外ETFへ「転換」可能に

水瀬ケンイチ

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明日(2013年7月17日)、東証に上場される予定のiシェアーズETF3銘柄(先進国株・新興国株・フロンティア株、それぞれ1581・1582・1583)は、海外ETF(それぞれTOK・IEMG・FM)に「転換」できるようです。

三菱UFJ信託銀行 WEBサイト
転換について

国内ETF3銘柄(1581・1582・1583)は、三菱UFJ信託銀行が受託している上場信託(JDR)です。上記サービスは、受益権を持っている投資家が、受益権と引き換えに信託財産である海外ETF(TOK・IEMG・FM)を受け取ることができるというものです。

2013年7月16日現在、転換取扱証券会社(指定転換販売会社)は、SBI証券と楽天証券の2社とのこと。

国内ETFから海外ETFへ「転換」。おもしろい制度ですね。


転換を利用できる条件は、以下の3つ。

(1)転換取扱証券会社(指定転換販売会社)に受益者本人名義の口座が開設済であること
(2)(1)の口座に申込み単位以上の受益権口数を保有していること
(3)(1)の口座より転換に必要な費用の引き落としが可能であること

(1)は、外国証券口座を開いていないと無理っぽいです。海外ETFは外国株式扱いだから当然ですね。

ただ、国内ETFと海外ETFの交換比率については今は1:1だけど今後変更される場合があるとか、証券会社と信託銀行に何千円かの手数料がかかるとか、いろいろ制約もありそうです。

正直、税務面等なにかと便利な国内ETFから、なにかと不便な海外ETFへ転換するという「利用シーン」がいまいちイメージできませんが、制度として原資産の裏付け強化の一環だとは言えると思います。

使うか使わないかは別として。

国内ETF3銘柄(1581・1582・1583)は国内株式扱いなので、基本的にどこの証券会社でも売買できると思いますが、海外ETFに「転換」できるのは現在、SBI証券と楽天証券だけのようですので、どこでもいいやとお考えならこの2社のどちらかで売買するのがよさそうな気はします。

使うか使わないかは別として(しつこい)。

話はそれますが、下記の過去記事でも懸念点としてとりあげた、「分配金の二重課税を外国税額控除で取り戻せるか?」については、現在、複数の証券会社(SBI証券、楽天証券、マネックス証券)に照会中です。回答が来たらご報告したいと思います。


<関連記事>
2013/06/14 海外ETFの「iシェアーズ」3銘柄(先進国株・新興国株・フロンティア株)が東証に上場へ!

<ご参考>
転換取扱証券会社(指定転換販売会社)のSBI証券・楽天証券は、以下から口座開設できます(無料)
楽天証券
SBI証券

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Posted by水瀬ケンイチ