リーマン・ショック後に投資を始め、いま絶好調の投資家たちへ捧ぐ

水瀬ケンイチ

「100年に一度」と言われた、あのリーマン・ショックから、はや5年が経ちました。

その間、世界経済は騰落を繰り返しながらも、順調に回復してきました。その過程で、個人投資家の方々は大きな恩恵を受けてきたはずです。「絶好調」「過去最高の資産総額」、そんな言葉がネット上に踊ります。

彼らを見ていると、リーマン・ショックの記憶も風化しつつあるように感じます。特に、リーマン・ショック後に投資を始めた個人投資家において、手堅いと言われているインデックス投資家の間でさえ、「慢心」が広がってきたように感じます。

具体的には、ポートフォリオがリスクを取り過ぎていたり、自分のリスク許容度を甘く見積もっていたりしているのではないかと思われるような事例や言動が散見されます。

そんなあなたに、この動画をご覧いただきたいと思います。




(bkmx2000さん作成)

「No idea! No idea!!」と繰り返し怒鳴る白人のおじさんが印象的ですが、今思えば、当時の投資ブログ界隈でも、あんな雰囲気だったなという気がします。

<追記> 2013/10/04
このおじさんは「全米No.1投資指南役ジム・クレイマーの株式投資大作戦」の著者ジム・クレイマー氏ではないかという指摘を読者の方から頂きました。真偽は不明ですが、もしそうなら、当時は全米No.1投資指南役ですら、あんな状態だったということですね。


私たちインデックス投資家は、この映像にあるような阿鼻叫喚のなか、夜ぐっすり眠り、資産を売り払うことなく、愚直に積立投資を続けてきました。

もし、再びあのような大暴落が起こった時、あなたにそれができるかどうか。いま一度、ご自身のポートフォリオと心のリスク許容度を確認してみてください。自戒を込めて。


<ご参考>
2013/05/05 昨今の日本株上昇でテンション高くなってるインデックス投資家へ


4270005157波瀾の時代の幸福論 マネー、ビジネス、人生の「足る」を知る
ジョン C ボーグル 山崎 恵理子
武田ランダムハウスジャパン 2009-07-09

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Posted by水瀬ケンイチ