「投信ブロガーが選ぶ!Fund of the Year 2013」が今朝の日経新聞に

水瀬ケンイチ

先日発表された「投信ブロガーが選ぶ!Fund of the Year 2013」が、今朝の日経新聞で取り上げられていました。

【日本経済新聞2013年12月25日朝刊19面より引用】

個人が選んだベスト投信、投資家目線、売れ筋とは一線(クローズアップ)

 実際に投資をしている個人が最も評価する投資信託は何か。「投信ブロガーが選ぶ! ファンド・オブ・ザ・イヤー2013」が19日、都内で発表された。投票したのは、自らの投資手法などをインターネット上で公開する、著名な投信ブロガー83人。大半は金融業界以外に勤務する会社員で、30~40歳代が多い。それぞれのブログには月間で数十万のアクセスがある。
 1位は米大手投信会社バンガードが運用する「バンガード・トータル・ワールド・ストックETF」(ETFは上場投信)。インターネット証券会社などで購入できる。
(中略)
 この日、90人が入る発表会場は個人投資家で満員。ファイナンシャルジャーナリストの竹川美奈子さんや投信ブロガーらによる座談会では「日本のアクティブ投信は米国のような運用担当者の情報開示規定がない。どんな人が運用しているのか知りたい」などの要望が聞かれた。

 日本の投信の純資産残高上位は、大半が毎月分配型のアクティブ型。しかし個人が評価するベスト10の顔ぶれは、いわゆる「売れ筋」とは全く異なる。発表は今回が7年目だが、過去に選ばれた投信のほぼ全てが、その後純資産を拡大し続けている。投信選びの参考になりそうだ。
【引用おわり】


大きな記事ではありませんが、自分たちが参加するアワードのことが新聞で取り上げられるのはうれしいです。

ちなみに、1位のファンド「バンガード・トータル・ワールド・ストックETF」(ティッカー:VT)は、私個人も投信ブロガーとして全ポイント投票した海外ETFでした。

私は実際に発表会場でこの発表を聞いていたのですが、選定理由としては、低コストと広いカバレッジ(新興国を含む全世界に投資できる)が評価されていたようです。

VTの運用コストである信託報酬(正確にはエクスペンス・レシオ)は、年率0.19%しかありません。日本の投資信託の平均信託報酬は、年率1.5%(2012年末・モーニングスター調べ)ですから、そのコストの低さがわかると思います。

引用記事では中略とさせていただきましたが、2位以下には、3位の「結い2101」、5位の「ひふみ投信」といったアクティブファンドも入っています。

高コストなものが多いアクティブファンドにおいて、いずれも、信託報酬が年率1%程度と、アクティブファンドの中では低コストなものでした。会場では、コストに加えて、運用会社の哲学が重要との声も聞かれました。

新聞記事をご覧になった方々が、「へーこんなファンドもあったんだ」とか「個人投資家が選ぶとこうなるのか」と興味を持ってくれるといいなと思います。
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Posted by水瀬ケンイチ