上げ相場ではしゃぎ過ぎるアカウントの末路
水瀬ケンイチ
インデックス投資に関して言えば、ブログやツイッターを、始めた直後と上げ相場の時にノリノリではしゃぎ過ぎるアカウントが、ある日突然消えるのを嫌というほど見てきた。地味な投資法だし、興奮し過ぎるのは何かがおかしい証拠。 #iiv #k2k2
— 水瀬 ケンイチ (@minasek) 2014, 1月 7
昨年2013年の日経平均は、年率55.6%も上げたそうですね。昨年のこの上げ相場を受けて、年が明けても投資家の間でハイテンションな雰囲気が続いているように感じます。
ブログやツイッターを見ていると、インデックス投資家もどうも例外ではないようです。
インデックス投資は本来、退屈な投資法です。興奮してしまうのは、何かがおかしい証拠です。たとえば、ご自身のリスク許容度に対して投資金額が多すぎるとか、ポートフォリオの株価比率が高すぎるとかいったことはないでしょうか。
上げ続ける相場もなければ、下げ続ける相場もありませんでした。長い目で見れば、毎年騰落を繰り返しながら、年率数パーセント(水瀬の場合は年率5%)の期待リターンに収斂していくことが、淡く期待できる程度です。
インデックス投資家の皆さまにおかれましては、良い時も悪い時も市場から退場にならないよう、落ち着いて淡々といきましょう。
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