なぜ、実質コストが低いSMTではなく、インデックスeを積み立てているのか

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先日、主要インデックスファンドシリーズの実質コストのブログ記事をアップしましたが、この記事を書くと、毎回いただく質問があります。それは、

なぜ、実質コストがより低いSMTではなく、インデックスeを積み立てているの?

というものです。

もちろん理由はあります。でも、あまり胸を張って言える話でもないので、今まではメール等で個別に回答することが多かったです。でも、今回も同様の質問メールをいくつかいただいているので、ブログ記事で取りあげたいと思います。

たしかに、私はインデックスeシリーズを中心に積み立て投資を行なっています(該当記事)。たとえば、積立金額が最も多い先進国株式クラスでは、「外国株式インデックスe」を積み立てています。

おなじ先進国株式クラスの「SMTグローバル株式インデックス・オープン」と比較すると、信託報酬は同じ(年率0.53%)ですが、冒頭のブログ記事で調べた直近の「実質コスト」は、インデックスe(年率0.57%)よりもSMT(年率0.56%)の方がわずかに安いです。にもかかわらず、なんでインデックスeを積み立てるの?という話です。

答えは、リレー投資で海外ETFに乗り換える際に、積み立てファンドに信託財産留保額がかかることを避けるためです。

一般的に、長期保有するのであれば、信託財産留保額の設定があった方がよいと言われています。信託財産留保額がない場合は、後から入ってくる人の売買コストを、長期保有者が負担し続ける形になるとも言えるからです。

でも、私が採用しているリレー投資の場合、一定額まで積み上がったらいったん売却して、より低コストな海外ETFに乗り換えます。いったん売却することが確定している私にとっては、積み立て用ファンドには信託財産留保額はない方がよかったりします。(自分勝手で申し訳ありません…)

外国株式インデックスeは信託財産留保額がかかりませんが、SMTグローバル株式インデックス・オープンには信託財産留保額が、基準価額の0.05%かかってしまいます。

だから、運用コストである「実質コスト」がわずかに高くても、私はインデックスeシリーズを積み立てているのです。



上記回答に関連して、海外ETFへのリレー投資について少し補足しておきます。

海外ETFへの乗り換え時には、信託財産留保額「以外」の要因(課税等)でも、一時的コストがかかる場合があります。

ただ、毎年継続的にかかる運用コストの差は、長期で保有すればするほど効いてきます。私の乗り換え先の海外ETFは、インデックスeやSMTよりもはるかに低コスト(平均運用コスト年率0.2%台)であり、試算すると、一時的コストがかかってもリレー投資にメリットがあると判断して実施しています。

このあたりの試算は、人によって前提条件が異なるため、あくまでも私の場合はということで、質問に回答しています。ご参考まで。


※言わずもがなですが、投資判断は自己責任ですので、よろしくお願いいたします。

<関連が深い過去記事>
2012/04/03 ズバリ、信託財産留保額はあった方がいいのか?ない方がいいのか?
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