EXE-iシリーズが楽天証券でも取り扱い開始
水瀬ケンイチ

SBIアセットマネジメントは、「EXE-i」(エグゼアイ)シリーズを楽天証券が取り扱い開始したと発表しました。
SBIアセットマネジメント WEBサイト
2014/03/28 楽天証券株式会社が募集・販売の取扱いを開始いたしました。
低コストなインデックスファンド(正確にはETFを組み合わせたファンド・オブ・ファンズ)であるEXE-iシリーズは、老舗のSMTインデックスシリーズやeMAXISシリーズよりも、さらに運用コストが低い銘柄が多く、インデックス投資家の熱い視線を集めています。
SBIアセットマネジメントが運用しており、今まで「主要ネット証券」では、SBI証券でしか取り扱われていませんでした。
SBI証券からすれば、コスト競争力のあるEXE-iシリーズを、主要ネット証券で唯一取り扱っていることが、ひとつの差別化要素になっていました。そこへ、ライバルである楽天証券も取り扱いを開始したということは、意味があることだと思います。
ただ、EDINETで見る限り、本日(2014年3月29日)時点で楽天証券取り扱い銘柄が、「EXE-i グローバル中小型株式ファンド」だけというのが気になります。
私が今まで見てきた印象では、楽天証券というのは、投資信託について、「片っ端から全部取り扱ってやろう!」「数で勝負だ!」というスタンスであったように感じています(良くも悪くも)。シリーズの一部のファンドだけをセレクトすることは考えにくいです。
来週以降、他の銘柄にも拡大するのか、それとも、何かの事情で制約を受けているのか、少し気になるところです。続報が出次第、このブログ記事に追記していきたいと思います。
<ご参考>
上記ネット証券は、以下から口座開設できます(無料)
・楽天証券
・SBI証券
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