国内ETFの「基準価額と市場価格の乖離」(2014年4月末時点)、フロンティア株が乖離縮小してきたか?

水瀬ケンイチ

個人投資家の期待を集めながらも、「基準価額と市場価格の乖離」の大きさが課題と言われてきた国内ETF。海外資産クラスの主要銘柄の乖離率を、2014年4月末時点でチェックしてみます。

基準価額と市場価格の乖離



日興 上場MSCIコク株(1680) +0.02%
日興 上場MSCIエマ株(1681) -1.09%
MAXIS 海外株ETF (1550) -0.08%
iS先進国株 (1581) +0.43%
iSエマージング株(1582) +0.38%
iSフロンティア株(1583) +1.20%

上場以来ずっとプラス乖離している「iSフロンティア株」(1583)の乖離が、個人的な許容範囲のプラスマイナス1%に近づいてきました。過去数ヶ月、騰落を繰り返しながら、乖離が縮小してきたように見えます。

このままのトレンドで乖離縮小してくれよ、と思っていたら、「日興 上場MSCIエマ株」(1681)の乖離がプラスマイナス1%超えしてしまいました。なかなか安定してくれませんね……。

個人投資家が安心して長期投資できるように、国内ETF市場は「買う時も売る時も適正価格」であってほしい。マーケットメイカー等の関係者におかれましては、がんばっていただきたいと思います。

ところで、ETF市場に関する意見交換会を開催するので来てほしいと、東京証券取引所からお呼びがかかりました。個人投資家の意見を聞いてくれる場を設定していただけることは、ありがたいことです。

せっかくの機会ですから、当日は、国内ETFの「基準価額と市場価格の乖離」を抑える取り組みをやっているのかいないのか、うまくいっているのかいないのかを聞いてみたいと考えております。

よい情報が得られたら、このブログで公開したいと思います。乞うご期待。


<ご参考1>
「なぜ乖離するのか?」「ベンチマークが違うものを比較できるのか?」等々、このシリーズ記事に対してよくあるご質問に対する見解は、以下の過去記事をご参照ください。

2012/06/02 日興アセット・東証とのETF勉強会に参加。国内ETFの「市場価格と基準価額の乖離」主因が判明!
2014/01/21 ETFの乖離問題についてのよくある誤解

<ご参考2>
上記の「MAXIS 海外株ETF」(1550)や「MAXIS トピックス上場投信」(1348)を売買するならカブコムがおすすめです。「フリーETF」対象でいくら売買しても売買手数料が無料なので。以下から口座開設できます(無料)
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Posted by水瀬ケンイチ