さまざまな投資に取り組んできた投資家の行き着いた先は
水瀬ケンイチ

投資歴30年のある投資家の体験談が、日経電子版に掲載されています。
日経電子版 わたしの投資論
2014/05/08 人生90年、自分もお金も生涯現役(生島ヒロシ)
ある投資家というのは、フリーアナウンサーの生島ヒロシ氏です。詳しくは、上記コラムをご覧いただきたいのですが、無理やりまとめると以下のとおり。
商品先物→仕手株→現物不動産というアクティブ投資で、派手に儲けたり派手に損したりしていたが、気づくとマイナスの方が多かった。もっとまっとうな投資をしたくてFPの勉強をし、インデックスファンド・ETFの積み立て投資に行き着いた。今は自分も息子たちも積み立てを続けている。
そのような体験談でした。これにはとても共感してしまいました。なぜなら、自分も同じような体験をしてきたからです。
私も投資を始めた当初は、個別株(デイトレやバリュー投資)やFXでアクティブ投資をしていました。生島氏ほどの豪快な武勇伝はありませんが、仕事中トイレでトレードするなど生活が投資中心になってしまいました。これではいかんと、もっと手間のかからない投資法を探して、インデックスファンドの積み立て投資に行き着いたのが10年ほど前。
同じような道をたどった大先輩がいらっしゃったことを、うれしく思いました。いや、故人みたいな言い方になってしまい失礼ですが(笑)
インデックス投資に行き着いた生島氏ですが、コラムの最後で、まずはキャリアアップと健康が大切だと言っています。「健康は最高の節約術」とまで言っています。その上での積み立て投資であるとのこと。
ゴールデンウィークもビールを飲んだくれてばかりいたので、このあたりは肝に銘じておきたいと思いました。
さて、日経電子版の「わたしの投資論」欄は様々な著名人の投資論が読めます。いろいろな考え方の人たちが出てくるので、当然、共感できるものもあれば、まったく共感できないものもあります。
最近では、ボビー・オロゴン氏の回が、話はムチャクチャですが、結論がまっとうなところに行き着いていて面白かったです。
自分と異なる考え方にふれることも大切ですし、過去記事は有料記事に回ってしまうので、けっこうまめに読んでいます。おすすめです。
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