i-mizuhoインデックスシリーズの第1回決算の実質コストが高かったことに対する考え

i-mizuhoインデックスシリーズ全22本のうち、5月12日に決算を迎えた株式型9ファンドの実質コストが、相互リンクブログの「インデックス投資日記@川崎」で計算されています。kenzさんいわく、「驚きの高コスト」とのこと。

インデックス投資日記@川崎
2014/06/20 i-mizuhoインデックスシリーズ株式ファンド9本の実質コストまとめ

kenzさんが作成された実質コストの一覧表を引用させていただきます。

photo20140621.png
(引用: インデックス投資日記@川崎「i-mizuhoインデックスシリーズ株式ファンド9本の実質コストまとめ」より)

実質コストが、信託報酬の倍近くなっているものが多いです。新興国株式などは、年率1.82%とアクティブファンドも真っ青の高コストです。「なんじゃこりゃ!?」と思ったかたも多いかと思います。

ただ、一般的に、第1回決算の実質コストは高めに出る傾向はあります。特に、決算期間が1年未満(数か月しか経っていない)の場合は、「その他費用」が実態よりも過大に算出されてしまうことがあります。

それを4年前に学びました。4年前の春、eMAXISシリーズが設定から3か月で、第1回決算を迎えた時に、ちょっとした騒ぎがあったのです。

いつものように、投信ブロガーが運用報告書から各ファンドの実質コストを算出したところ、「eMAXIS新興国株式インデックス」の実質コストが年率4%を超える計算になっていました(該当記事)。これに一部のブログが過剰に反応し、「詐欺的か」とちょっとした騒ぎになりました。

結果的には、程なくして三菱UFJ投信による「ブロガーミーティング」で詳しい説明がなされ、事態が沈静化したわけですが、その時に分かったことをまとめると、以下のとおりです。
  1. 「その他費用」は、資金流入状況や相場変動によって変わる
    →3か月分の費用を単純に4倍すれば1年(12か月)分の費用になるわけではない。(信託報酬は毎日かかるものなので単純に4倍でOK)
  2. 投信協会が定める計算方法は「その他費用 = 期中の各費用 ÷ 期中の平均受益権口数(各月末の残存口数の単純平均)』
    →決算期間中の「月末の回数」が少なく、かつ資産が急増した場合、分母の口数が過小に計算され、結果的に「その他費用」が過大に算出されてしまう

<該当記事>
2010/03/10 三菱UFJ投信の第2回ブロガーミーティングに行ってきました(その1) eMAXIS新興国株式インデックスの実質コスト

翻って、i-mizuhoシリーズです。

上記ポイント1について、i-mizuhoシリーズは設定から概ね8か月と、まだ1年経っていません。この時点の信託報酬に対するその他費用の割合が、今後も続く前提での実質コストの計算結果は、上振れしている可能性があります。

しかし、上記ポイント2については、i-mizuhoシリーズは設定から8回の月末を含み、また、全体的に純資産額が急増している感じでもありません。その他費用の計算式の分母である「期中の平均受益権口数」が、「各月末の残存口数の単純平均」であることの弊害が顕著にあらわれるような状況とは考えにくいと感じます。

結論として、個人的には「i-mizuhoシリーズは第2回決算を待たなければ高コストかどうかわかりませんよ」ということになります。ただ、2回決算においても、実質コストが思ったよりも下がらない可能性もそれなりにあり、要注意ファンドだと思います。

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