インデックス投資で1億4000万円の財をなした藤村昌之さん(仮名・41歳)は私ではありませんが、よろこばしい!

水瀬ケンイチ

N695_ichimanensatu.jpg

2014年6月25日の日経電子版の記事『「1億円さん」に聞く 私はこうしてお金を殖やした(2)』に、インデックス投資で1億4000万円の財をなした藤村昌之さん(仮名・41歳)というかたが掲載されています。



これについて、「これ、お前のことじゃねーのか?ピンときたぜ」というお問い合わせを多数お受けしております。残念ながら、まったくの別人ですのであしからず……(;^ω^)

たしかに、海外ETFの「VT」や各種インデックスファンドに投資されていて、低コストや長期保有を重視しておられるようですし、ブログの主旨ととても似ています。ただ私は1億円も持ってませんし、記事に掲載されているアセットアロケーションも、私がブログで公開しているものと違う(該当記事)ので、別人だとお分かりいただけると思います。

でも、インデックス投資で1億円に達する個人投資家が現れはじめたことは、いちインデックス投資家として、よろこばしいことだと思います。

日経電子版のシリーズ記事のその1である『「1億円さん」に聞く 私はこうしてお金を殖やした(1)』にもあるとおり、今までは投資でお金持ちになった事例はほとんどが「短期集中投資」の成功者ばかりで、インデックス投資のような「長期分散投資」は旗色が悪い時代が続いていました。

a0002_003653_m.jpg

数年前まで、インデックス投資に対して、「分散投資でお金持ちになったという人を見たことも聞いたこともないので、分散投資なんてダメだ」というダメ出し意見をよく言われました。これがいかに的はずれなのかを取り上げたことが何度かあります。

2007/09/09 「分散投資で金持ちになった人は本当にいるのか?」という素朴な疑問に対する個人的な答え (その1)
2007/09/09 「分散投資で金持ちになった人は本当にいるのか?」という素朴な疑問に対する個人的な答え (その2)
2013/06/27 分散投資はもうダメでしょう

要するに、投資法の良し悪しに関係なく、当時は日本でまともにインデックス投資ができる環境がそろってからまだ数年しか経っていなかったので、インデックス投資でお金持ちになったという人など物理的にいるわけがないという状況でした。インデックス投資での資産形成は、時間がかかりますから。

それからまた数年が経ち、そろそろインデックス投資10年戦士が、(私も含め)日本でもぼちぼち現れてきました。そのなかから、お金持ちになる人たちが出てきはじめてもおかしくはありません。

確定拠出年金(DC)や少額投資非課税制度(NISA)の導入によって、個別株でもFXでもない、インデックスファンドをはじめとした投資信託による分散投資が、今後ますます世の中に認知されていくことになると思います。

もちろん、リスク資産に投資する以上、損をすることもあり得るものなので、「必ず儲かる投資法ではない(そんなものは世の中に存在しない)」という当たり前の事実とともに、インデックス投資が広がっていってくれることを祈っております。

関連記事


投資判断は自己責任でお願いします。当ブログの情報により投資判断を誤ったとしても、管理人は責任を負えません。また、当ブログ内容の無断転載を禁じます。

Posted by水瀬ケンイチ