リーマン・ショック前に似てるような……株価の調子がいい時こそ守りを固めるべし

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2012年10月頃からはじまったアベノミクス相場。それからさしたる暴落もなく、株価の調子がいい状態が続いています。でも、なんとなくモヤモヤしています。

2014年1月からNISAがはじまったこともあり、投資をはじめた初心者や新たな資金を投入した方々がたくさんいます。公的年金が株式の比率を増やそうとしていたり、個人投資家も、本で読んだ新しい投資法にチャレンジしてみようとか、投資戦略を(主にアグレッシブ側に)変更する動きが見られます。

新しい投資ブログがたくさん立ち上がる、投資コミュニティが盛り上がる、マネー誌や週刊誌に個人投資家の華々しい成功談がたくさん取り上げられるといった状況も見られます。

一方で、世界の株式市場のPERを見てみると、特段高くはなく、相場が加熱しているとは言いがたいようにも見えます。

この状況、この状況こそが「リーマン・ショック前」とそっくりだと感じてしまうのです。

投資判断は自己責任であり、各々の判断でよいのですが、株価の調子がいい時は、一度立ち止まり、「自分は浮かれているのではないか?」と自問自答してみることがとても大切だと思います。

具体的には、自分が保有しているポートフォリオの期待リターンとリスク(標準偏差)が、自分自身のリスク許容度の範囲内におさまっているのかを再計算すること。資産配分や投資法を変更しようとしているのなら、それは本当に必要なのか(過剰な楽しみに手を出そうとしていないか)を再考することを、自分に言い聞かせていきたいと思います。

上記は、エコノミストでもなんでもない、いち個人投資家の感覚に過ぎません。今後の株価がどうなるのかはわかりません。更に上がるのかもしれませんし、ドカンと下がるかもしれません。それがわかれば苦労しません。

ただ、わからなのであれば、個人投資家が取りうる次善の策は、相場がどう転んでもなんとか生き残れるポートフォリオを組んでおくことだと思います。

少なくとも、相場の好調・不調をキッカケに投資戦略を変更することはしません。リーマン・ショックで苦しんだ経験を活かすとするならば、このあたりだと思います。


※言わずもがなですが、投資判断は自己責任でお願いします。

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