バンガードのレポート「インデックス運用は大きくなりすぎたか?」が興味深い

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――なぜインデックス運用が大きくなりすぎたと考える人がいるのでしょうか?
――インデックス運用は、投資金額(米ドル)ベースではどれほどの割合を占めているのですか?
――つまり、たとえアクティブ運用のプレーヤーが投資家の中で少数派になったとしても、市場の効率性は保てるということですか?
――インデックス運用が個別銘柄に無関心に「市場全体を買う」という投資方針をとることで、市場の非効率化が進むだろうか、という質問に戻ります。 この質問に答えるデータはありますか?
――もし世のあらゆる投資家がインデックス運用を採用したら、どうなりますか?

上記の質問に対する回答を知りたければ、以下のバンガードのレポートをご覧ください。


バンガード・インベストメンツ・ジャパン WEBサイト
バンガード・リサーチノート「インデックス運用は大きくなりすぎたか?」


「インデックス運用ファンドは、時価総額ベースで、株式ファンドの14%、債券ファンドの3%」
「インデックス運用の人気が高まるにつれ、ビッド・アスク・スプレッドは縮小」
「アクティブ運用ファンドのアウトパフォームは、インデックス運用ファンドの増大とは関係しない」


など、明快かつ非常に興味深い回答が得られると思います。

よくあるアクティブ運用至上主義者のインデックス運用批判ポイントを、データをもって見事にひっくり返しています。

<ご参考>
2012/04/16 四半世紀繰り返されてきた「インデックス vs アクティブ論争」のテンプレート

以前、「ゾンビ企業にインデックス運用のお金が流れ込むから日本はダメなんだ」とか「インデックス運用のせいでいい会社の価値が価格に反映されない」とかいう批判を、複数の日本株アクティブファンド投資家から、聞いたことがあります。

上記レポートは米国市場の話ですが、日本は米国よりもインデックス運用の比率が高いのでしょうか。答えは「いいえ」です。

少し古いデータなのですが、以前調べたところでは株式市場におけるインデックス運用の占める割合は、米国は14%強に対して、日本は10%弱であり(出所:モーニングスター・該当記事)、米国の方がインデックス運用比率は高いです。

その米国で、アクティブ運用ファンドのアウトパフォームは、インデックス運用ファンドの増大とは関係しないと結論付けられています。だとしたら彼らの言葉っていったい……。

ただ、個人的には、インデックス投資の有用性の根拠は、このレポートにたびたび出てくる「市場の効率性」という曖昧なもの以外にも、他にたくさんあると考えています。

むしろその他の根拠の方がシンプルで重要だと思います。ご興味があれば、下記の関連記事をご覧ください。

<関連記事>
2013/01/30 効率的市場仮説とインデックス投資の有用性(2013年版)

関連記事


  





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