平均リターンを高める効果がある「リバランスボーナス」ってなんだ?

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「年に一度リバランスしましょう」とインデックス投資の教科書にはよく書いてあります。

リバランスとは、相場環境の変動により変化してしまった資産配分を所定の資産配分に戻すことです。私も年に一度、リバランスを行なっています。

そのリバランスによいお知らせです。数学的に証明できる「リバランスボーナス」なるものの存在があるそうです。

リバランスを行ったポートフォリオの幾何平均リターンは、そのポートフォリオを構成する各資産の幾何平均リターンに、それぞれのウェイトを乗じた数値の合計を「常に」上回る。以下のレポートに詳細が書かれています。


ニッセイ基礎研究所 ニッセイ年金ストラテジー
2014/09/03 「水からワイン」:リバランスボーナスを理解する


ニッセイ基礎研究所 年金ストラテジーより
ニッセイ基礎研究所 ニッセイ年金ストラテジー 「水からワイン」:リバランスボーナスを理解する より引用)


ぐうの音も出ません。

リバランスをしないよりはした方がリターンが高いというデータは、今までもたくさん見てきました。でも、そのほとんどが、割高になった資産を売って割安になった資産を買う「逆張り」効果という定性的な説明でした。

それが、こうして数式で表せるとは。あらためて見直したぞリバランス。

とはいえ、リバランスの主目的は、ポートフォリオのリスクが自分のリスク許容度を超えてしまわないようにする、リスクコントロールだと考えます。

リバランスボーナスはあくまで副次的効果であり、「リバランスボーナスを最大化する資産配分は!?」などと追求しだすのは本末転倒です。

リバランスボーナスを、年に一度の面倒なリバランス作業を行なう際のちょっとしたモチベーションにするくらいが、ちょうどよい付き合い方ではないでしょうか。


<リバランスに特に関連する記事>
2011/08/01 リバランスの効果が高いのは月次?四半期次?年次?それとも乖離率?
2011/09/25 リバランスの有効性を示すデータ
2012/10/23 「リバランスの頻度はどのくらいがいいのか?」というご質問にお答えします

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