国内ETFの「基準価額と市場価格の乖離」(2014年11月) 今まで安定していた日興ETFの乖離が急拡大

水瀬ケンイチ

個人投資家の期待を集めながらも、「基準価額と市場価格の乖離」の大きさが課題と言われてきた国内ETF。海外資産クラスの主要銘柄の乖離率を、2014年11月の状況をチェックしてみます。



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日興 上場MSCIコク株(1680) -1.05%
日興 上場MSCIエマ株(1681) -1.45%
MAXIS 海外株ETF (1550) -0.54%
野村 NYダウ30種ETF(1546) +0.04%

ここまで概ね安定的に乖離が小さい状態をキープしていた日興アセットの「日興 上場MSCIコク株」(1680)と「日興 上場MSCIエマ株」(1681)の乖離が急拡大しています。

両銘柄とも個人的許容範囲である±1.0%を超えてしまいました。本来の価値よりも割安(ディスカウント)状態です。上場から数年経った銘柄であっても、時おりこういうことが起きるので、要注意です。

個人投資家が、安心して長期投資に活用できるように、国内ETF市場は「買う時も売る時も適正価格」であってほしい。マーケットメイカー等の関係者におかれましては、がんばっていただきたいと思います。


<ご参考その1>
「なぜ乖離するのか?」「ベンチマークが違うものを比較できるのか?」等々、このシリーズ記事に対してよくあるご質問に対する見解は、以下の過去記事をご参照ください。

2012/06/02 日興アセット・東証とのETF勉強会に参加。国内ETFの「市場価格と基準価額の乖離」主因が判明!
2014/01/21 ETFの乖離問題についてのよくある誤解
2014/05/22 東京証券取引所「ETF・ETN市場に関する意見交換会」で指定参加者やマーケットメイカーさんのホンネに迫る

<ご参考その2>
上記の「MAXIS 海外株ETF」(1550)や「MAXIS トピックス上場投信」(1348)を売買するならカブコムがおすすめです。「フリーETF」対象でいくら売買しても売買手数料が無料なので。以下から口座開設できます(無料)
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Posted by水瀬ケンイチ