なぜ免税店がこんな山奥のホテルに?

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毎年、北海道ルスツへスノーボードに行っているのですが、先日行った際、ホテル内に「免税」「TAX FREE」を掲げているお店が新しくできていることに気づきました。

「はて? こんな山奥で免税店?」

免税店といえば、国際空港内や繁華街のど真ん中にあって、買い物の際にはパスポートを見せなくてはいけない特別に許可された店舗、というイメージを持っていました。なので、スキー場のホテル内に免税店があるのは、ちょっと不思議に思いました。

そのお店は日本酒や和グッズのお土産屋さんで、いかにも外国人観光客向けのお店でしたが、たしかに、「免税」「TAX FREE」と書かれているだけでなく、なんと「TAX REFUND COUNTER」までそこにあり、中国人観光客で賑わっていました。

Tax Refund Service | Rusutsu Resort, Powder Snow Hokkaido
(英語版公式WEBサイトの情報)

ホテルとしても積極的に外国人観光客の受け入れをしているようでした。お店だけでなく、スキー・スノーボードのスクールでも、英語や中国語対応のインストラクターが、昨年よりもさらに増えていました。

スキーロッカーで支度をしていると、日本人だけでなく、中国人、韓国人、オーストラリア人など、たくさんの国の人たちが行き来していて、一瞬、日本にいることを忘れそうになります。(以前行ったカナダのウィスラーの雰囲気にちょっと似てたり)

その時は、「へぇ、時代は変わったな~」と思っただけでしたが、少し気になっていたので、うちに帰って調べてみました。すると、あの免税店は、昨年の10月から実施されている、国をあげての外国人旅行者獲得作戦の一環だったようです。

観光庁 WEBサイト
2014年10月1日 消費税免税制度を活用した外国人旅行者の誘客について

平成26年10月1日から、従来免税販売の対象となっていなかった消耗品(食品類、飲料類、薬品類、化粧品類その他の消耗品)を含めたすべての品目が新たに免税対象となります。消耗品が対象となることで、各地の特産のお菓子や地酒などの地場産品を外国人旅行者に買ってもらうチャンスであることから、消費税免税制度を活用した外国人旅行者の誘客を進めています。


国内の小売業界では、三越、ドンキホーテ、マツモトキヨシのような企業が、免税拡大で外国人観光客の争奪戦を繰り広げているそうです。

Business Journal
2014年10月16日 免税拡大で過熱する訪日客争奪戦 三越、ドンキ、マツキヨ…勝ち組の隠れた企業努力

都市部の百貨店では、開始1週間で免税品の売り上げが3~5倍になった店舗もある。中国の国慶節の大型連休も追い風になった。銀座三越は、10月1~7日の免税対象品の売上高が前年同期比で2.6倍に急伸。食料品や飲料品、化粧品などが免税品に追加され、中国や台湾からの観光客がまとめ買いをした。


私はインデックス投資による「国際分散投資」を通じて、アメリカやヨーロッパ、新興国を含めた世界中の企業に、自分のお金を流しています。だから、その逆もあって然りです。

人やお金はかんたんに海をわたり、世界のなかでも特に良いものや場所に集まっていきます。ルスツの雪質に限らず、実は世界で戦える良いものが日本にもたくさんあるはず。

外国人観光客の勢いにビビっている場合ではなく、もっともっと世界にアピールしていかなければいけませんね。(当ブログも英語版を作らなくてはいけないのかも……汗)

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