ゼロ金利解除で銀行の存在意義に薄日が差してきた

水瀬ケンイチ

僕は、資産運用において、銀行の存在意義はほとんどないと思っています。
特に、銀行の定期預金・外貨預金・投資信託は使い物にならないと思っています。
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2006/06/28 メガバンクのリスク性商品残高が増えていることに対する警鐘
でも、普通預金だけは例外で、生活防衛資金の運用商品として、使わないわけにはいきません。

生活防衛資金とは、病気・リストラ等何かあったときのための緊急資金です。
だから、絶対に減らすことができません。また、いつでもすぐに引き出せなくてはいけません。
普通預金は、元本保証(1000万円までですが)ですし、いつでも引き出せる抜群の流動性を兼ね備えた金融商品ですから、生活防衛資金の運用商品としてはうってつけです。

しかしながら、今までの大手銀行の普通預金の利率は、0.001%だったか0.0001%だったか忘れてしまうほど、あまりに低すぎました。
だからといって使わないわけにもいかないので、僕も渋々ながら普通預金で運用していました。
いや、これは運用ではなく、金庫として置いていただけだと言っても過言ではないでしょう。



そんな状況が、最近変わってきました。
日銀のゼロ金利解除によって、大手銀行の金利が少しずつ復活してきました。

【NIKKEI NET 2006/07/14の記事より引用】
三井住友銀なども普通預金金利上げ・住友信は0.2%に
 三井住友銀行やみずほ銀行などは14日、日銀のゼロ金利解除を受けて普通預金金利を従来の0.001%から引き上げると発表した。新しい金利水準と実施日は次の通り。▽三井住友銀 0.1%(18日)▽みずほ銀 0.1%(19日)▽りそな銀 0.1%(18日)▽埼玉りそな 0.1%(18日)▽住友信託銀 0.2%(18日)▽みずほ信託銀 0.1%(18日)〔NQN〕 (17:55)
【引用終わり】

多少なりとも普通預金に金利が付くようになってくれば、とりあえず銀行の存在意義に薄日が差してきたと言えると思います。
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Posted by水瀬ケンイチ