eMAXISシリーズにコモディティクラスの新インデックスファンド登場

水瀬ケンイチ

とうもろこし

EDINETにeMAXISシリーズの新インデックスファンドが掲載されています。概要は以下のとおり。

eMAXISプラス コモディティインデックス

ブルームバーグ商品指数トータルリターン連動
販売手数料 なし
信託報酬 年率0.432%(税込)
ただし、投資先の海外ETFである iShares Diversified Commodity Swap UCITS ETF (DE) のエクスペンスレシオが年率 0.45% かかるので、実質的な信託報酬は年率 0.882%(税込)
信託財産留保額 なし

6月18日設定で、SBI証券とマネックス証券で取り扱うとのこと。

基本的に、コモディティの値動きは「需給」によるものであり、株式や債券のように生産活動に資本を提供することにより長期的に価値が上がっていく方向性(期待リターンがプラス)を持たないと考えるため、私が採用しているバイ&ホールド戦略にはあまり向かないと思います。(需給動向を読んで機動的に売買する投資戦略なら話は別ですが)

バイ&ホールド戦略の投資家でも、株や債券等の伝統的資産と値動きが違うことによる「分散効果」を狙って、コモディティを保有するという考え方をする方もいらっしゃいます。

ですが、分散効果は期待リターンがプラスであるアセットクラスのなかで分散することで享受すればよいのであって、値動きが違うものであれば何でもかんでもポートフォリオに加えた方がよいというものではないと個人的には考えております。

また、当ファンドはファミリーファンド形式といいつつ、欧州の海外ETFに投資するスキームであり、海外ETFのエクスペンスレシオ分が信託報酬に上乗せされるため、インデックスファンドにしては実質的な信託報酬が高く、その意味でも長期保有には向かないと思われます。

繰り返しになりますが、需給動向を読んで機動的に売買する投資戦略であれば話は別です。当ファンドやコモディティというアセットクラスの存在自体を否定しているわけではありませんので、あらかじめご了承ください。

<ご参考>
三菱UFJ投信のプレスリリース

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Posted by水瀬ケンイチ