「今後日本株は下落する」と決めつけていた方々は今……

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日本株投信に個人マネーが集まっているそうです。

日本株投信に個人マネー 7月流入4000億円超、2年ぶり高水準  :日本経済新聞
2015/8/16

 日本株で運用する投資信託に個人マネーが集まっている。7月の資金流入額は4000億円超と2年2カ月ぶりの水準に達した。中国株安などで世界の市場が荒れるなかでも日本株は堅調さを保っており、先高期待を持つ個人が増えているためだ。


こういうのを見ると、つい4~5年前のことを思い出します。

日経平均が大きく下落するたびに、ブログのメールフォームから、「今後日本株は下落するのに、なぜ日本株式インデックスに投資するのですか?」という質問メールが、個人投資家からたくさん送られてくるのです。

今後日本株は下落するのに、なぜ日本株式インデックスに投資するのですか? - 梅屋敷商店街のランダム・ウォーカー(インデックス投資実践記)
2011/09/18

日経平均が下がってくると、メールやコメントで同じような質問が増えてきます。
「今後日本株は下落するのに、なぜ日本株式インデックスに投資するのですか?」
といった主旨のものです。

この「下落するのに」の部分が、「下落するのに」(確信度MAX)、「下落する可能性が高いのに」(確信度高)、「下落すると予想されるのに」(確信度中)、「下落すると言われているのに」(確信度小)といった具合に、確度の違いはあるものの、質問者の方々は、概ね今後日本株が下落することが前提となっているようです。


当時、彼らが日本株が今後値下がりすると言っていた理由として、日本は少子高齢化だからとか、世界一の借金大国だからなどもっともらしいことが書いてありましたが(なかには、「TVで○○氏がそう言っていたから」というような他人任せな理由もありましたが…)、現在、そこに何か大きな変化でもあったのでしょうか。

当時、自信満々で日本株式クラスをポートフォリオから外していた投資家は、ここ1~2年の日本株急上昇を取りこぼしたか、乗り遅れてインデックスを下回る結果になっているのではないかと思います。

私はなにも、「日本株にもっと投資しろ」と言っているのではありません。その時々で、いくら将来の上昇(or 下落)が確実に思えても、実際にそうなるか、確実なことは誰にもわからないのでは?という実にショボいことを言っているだけです。

今だと、中国の将来について、「チャイナ・ショックが起こり中国経済は崩壊する」ことが確実であるかのようなトーンの主張がメディアを賑わせているようです。前述の日本経済新聞の記事で、日本株投信を今買い進めている「先高期待を持つ個人」だって、同じかもしれません。

そうなるかもしれないし、そうならないかもしれません。本当のところは誰にもわかりません。実にショボい話です。ただ、実態はこんなものではないかと思います。

わからないということを前提に、個々の国や企業の株価がどうなるのかという将来予想をやめて、資本主義経済全体の長期的成長という大枠の恩恵に預かれればいいやと割り切り、世界中に広く「網」を張ってほったらかしておく。

私が実践してブログに書いているのは、そんな投資法なんですけどね。

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