【続報】平成電電の破綻に思う

水瀬ケンイチ

前の記事の続報です。平成電電の匿名組合の続報が出ています。

(Yahoo!ニュースより引用)
投資資金の扱いは「未定」 平成電電の佐藤社長

 民事再生法の適用を東京地裁に申請した平成電電(東京)の佐藤賢治社長は3日夜、都内で記者会見し、今後はスポンサー企業を選定して支援を受け、再建を目指す方針を示した。設備投資の一部に使った一般投資家からの資金の取り扱いについては「スポンサーに委ねるので未定だ」と述べた。
 佐藤社長は、1200億円の負債のうち、格安固定電話サービス「CHOKKA(チョッカ)」の設備投資が900億円程度を占めると説明。このうち、約490億円は2つの投資組合が約1万9000人の一般投資家から募り、平成電電が通信設備のリース料を組合側に支払っていた。
 同サービスについては来年1月末に100万回線見込んでいたのに、現状で約15万回線しか獲得できず目標達成が極めて困難になったため資金繰りが悪化したという。
(共同通信) - 10月3日22時10分更新
(引用終わり)



おいおい、そりゃねーだろ!って感じですよね。社長さんテンパってるのかもしれませんが、まだ決まってもいないスポンサー任せなんて言っちゃだめですよ。

匿名組合に出資された方が、1万9000人もいらっしゃる。
集められた金額が490億円と巨額なだけに、出資金の扱いによっては、会社と出資者との間で相当もめるのは必至でしょう。
それどころか、ソフトバンクやイーアクセス等の新興企業が携帯電話事業を始めようとする動きを見せている中での、通信ベンチャー企業の破綻です。新興企業各社は通信インフラにかかる巨額の費用を、なんとかうまい方法で工面しようとしているはずです。今回の平成電電のファイナンス失敗は、新興企業の通信事業進出に影響を与えかねない雰囲気を感じます。
自分が思っていたよりも、ずっと大きな問題になってきたような気がします。

出資者の方々の資金が、無事戻ることをお祈りしております。
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Posted by水瀬ケンイチ