国内ETFの「基準価額と市場価格の乖離」(2015年8月)、一見平静ですがよく見ると……

水瀬ケンイチ

個人投資家の期待を集めながらも、「基準価額と市場価格の乖離」の大きさが課題と言われてきた国内ETF。海外資産クラスの主要銘柄の乖離率を、2015年8月の状況をチェックしてみます。



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日興 上場MSCIコク株(1680) +0.06%
日興 上場MSCIエマ株(1681) +0.01%
MAXIS 海外株ETF (1550) +1.09%
野村 NYダウ30種ETF(1546) +0.11%

8月の下旬に、相場で大きめの騰落があったので、どうなったかと思っていましたが、MAXIS 海外株ETF (1550)以外は、平静の様子に見えます。

ところが、念のため日別で見てみると、また違った景色が見えてきました。

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8月下旬の大きめの騰落があった局面で、乖離率もマイナス6%~プラス5%と大きくブレていました。ただでさえ大きかった市場の騰落に加えて、市場価格と基準価額の乖離率まで乗っかってきた形になります。

うーむ、国内ETF……大丈夫でしょうか。

個人投資家が安心して長期投資に活用できるように、国内ETF市場は「買う時も売る時も適正価格」であってほしいと思います。


<ご参考その1>
「なぜ乖離するのか?」「ベンチマークが違うものを比較できるのか?」等々、このシリーズ記事に対してよくあるご質問に対する見解は、以下の過去記事をご参照ください。

2012/06/02 日興アセット・東証とのETF勉強会に参加。国内ETFの「市場価格と基準価額の乖離」主因が判明!
2014/01/21 ETFの乖離問題についてのよくある誤解
2014/05/22 東京証券取引所「ETF・ETN市場に関する意見交換会」で指定参加者やマーケットメイカーさんのホンネに迫る

<ご参考その2>
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Posted by水瀬ケンイチ