7/24朝日新聞記事「分裂にっぽん 新しき富者」 5&まとめ

水瀬ケンイチ

7/19朝日新聞記事「分裂にっぽん 新しき富者」
7/20朝日新聞記事「分裂にっぽん 新しき富者」2
7/22朝日新聞記事「分裂にっぽん 新しき富者」3
7/23朝日新聞記事「分裂にっぽん 新しき富者」4
の続きです。シリーズ最終回と、全5回のまとめです。

7/24の朝日新聞記事「分裂にっぽん 新しき富者 5」を読みました。
概要としては以下のとおりです。
(水瀬の解釈ですので誤解・曲解があるかもしれません)

『・肝臓がんからの生還に計4000万円かけた、アパレルメーカー元役員
・長男と長女の教育費にそれぞれ年1000万円つぎこむ、アクセサリー輸入業を営む父
・入居金1億2800万円・月額30万円の高級老人ホームに住むお年寄り

「公助」が細る中で、命も将来も老後も、活発化する富裕層ビジネスの対象になった。
これも「市場の選別」なのか』

今回の記事には、表題にある「新しき富者」は登場しないし、はっきりと結論は出さないで読者に問題を投げかけて終わりという、よくあるパターンでシリーズ終了となったことは、少々残念であります。
しかしながら、せっかくここまでシリーズを追ってきたので、記事の投げかけを受けて、自分なりの考えをまとめてみたいと思います。

悲しいかな、今回の記事については、まとめ文のとおりだと思います。
何もこれは今に始まったことではなく、「地獄の沙汰も金次第」という古い言葉があるとおり、昔からあった話だと思います。

しかしながら、「公助」が細ってきているのは事実だと思います。
奥さんとも少し話し合いましたが、公助の限られたリソースを全てに投入することができないのならば、せめて子どもの教育機会の平等にリソースを使ってほしいと思います。
産まれてくる子どもたちは親を選べません。格差の固定化が一番よくないと思うのです。
(残念ながら私たち夫婦に子どもはいませんが…)

そして、私たち大人は、厳しい格差社会を生き抜くために、もっと努力する必要があると思います。
努力といっても、今までのように「より仕事に精を出す」という労働者的発想だけではなく、格差社会化の傾向を逆に利用して、資本主義経済の仕組みに則った形でお金を作り出すという「資本家的発想」も身につけたい。


要するに、株や債券への投資を生活に取り入れるということです。

投資といっても、シリーズに出てきた投資(年4000万円稼ぐデイトレーダーとか脱法PBとか)は、明らかに極端な事例です。
世界経済の成長とともにゆっくりと資産を増やしていく、穏やかな投資スタイルもあることを知ってほしいです。

お金がないというのは本当は言い訳で、今や1万円からでも分散の効いた立派な投資はできます。
株や債券への投資について、全くやらず、学ぶ気すらない人が、暮らしが楽にならないと国に文句を言うのは、自分たちが生きている世界の仕組みを無視した「損」な行動と言ったらちょっと言いすぎでしょうか。

いろいろな考え方があると思いますが、朝日新聞「分裂にっぽん 新しき富者」全5回シリーズを見てきて、そんなふうに思いました。


P.S
記事のレベルが予想外で狼狽したこともありましたが、いろいろ考えさせてもらう良い機会になりました。
記事を紹介してくれたPALCOMさんに感謝いたします。
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Posted by水瀬ケンイチ