「外資ファンド利回り20%超のからくり」(北村慶著)を読みました

水瀬ケンイチ

「外資ファンド利回り20%超のからくり」(北村慶著)を読みました。
先日読んで感銘を受けた「貧乏人のデイトレ 金持ちのインベストメント」の著者、北村慶氏の本です。
※参考記事
2006/07/20 「貧乏人のデイトレ 金持ちのインベストメント」は良書!

外資ファンド 利回り20%超のからくり
PHP研究所
北村 慶(著)
発売日:2005-09
おすすめ度:4.5

様々な投資ファンド(企業買収ファンド、企業再生ファンド、不動産投資ファンド、ヘッジファンド)の概要を解説してくれます。
その投資ファンドを、私たち個人投資家も買うべきという話なのかと思いきや、そうではありませんでした。

入り口は投資ファンドの話ですが、各種ファンドの投資戦略に絡めて、無裁定価格理論・シャープレシオ・レバレッジ・DFC・IRRのような基本的投資理論を解説し、最終的には、国家とメディアに、ファイナンス・リテラシーの向上施策を提案までしています。


投資ファンドの解説本だと思って読み始めましたが、本質は「投資教育本」だと思います。
金融の最先端を走る投資ファンドを知ることは、ファイナンシャル・リテラシーを高める近道だという、著者北村氏のポリシーにまんまとハマり、良い意味で裏切られた感じです。
良書だと思います。

ところで、北村氏は、日本が見習うべき“年金生活国家”として、イギリスをあげています。
普段インデックス投資を勉強していると、ついついアメリカばかり見てしまいますが、むしろイギリスの方が、今後の日本にとって参考になる部分が大きいのかもしれません。

現在、自分のポートフォリオにおいて、欧州資産がすっぽり抜け落ちている状態で、購入を検討していることもあり、欧州の代表国イギリスについてもっと勉強したいという思いが強まりました。
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Posted by水瀬ケンイチ