国内ETFの「基準価額と市場価格の乖離」(2015年12月)、そろそろ国内ETF vs インデックスファンドの趨勢が見えてきたか…?

個人投資家の期待を集めながらも、「基準価額と市場価格の乖離」の大きさが課題と言われてきた国内ETF。海外資産クラスの主要銘柄の乖離率を、2015年12月の状況をチェックしてみます。

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日興 上場MSCIコク株(1680) +1.18%
日興 上場MSCIエマ株(1681) +0.76%
MAXIS 海外株ETF (1550) +1.39%
野村 NYダウ30種ETF(1546) -0.10%

1680、1550といった老舗MSCIコクサイ勢の乖離率が、個人的許容範囲の±1.0%を超えています。残念です。

ここ1~2年、海外資産クラスの主要国内ETFは、老舗だからといって乖離が小さいわけでもなく、市場の荒波に揺られるように乖離が大きくなったり小さくなったりしています。

例えば2012年12月や2013年5月ごろのように、一時的に乖離が小さくなることはありました。しかし、それ以外は、なんやかんやでどこかしらの乖離が大きくなっているのが現実です。

国内ETFが上場してしばらくは乖離率がプラス方向に大きくなるのは仕方がない、いずれこなれてくれば乖離も落ち着いてくる、そう言われて、そう信じてきました。乖離の解消が期待されるというマーケットメイカーも多数参入してきました。

個人投資家としても、乖離縮小のお願いと応援を数年にわたりしてきましたが、海外資産クラスの主要国内ETFに対する期待は、そろそろしぼんできました。

投資信託であるインデックスファンドが、いわゆる「コスト革命」により、ETFと同等以上の低コスト水準になってきた昨今です。

年率0.1%のコスト差を争う熾烈な競争下において、国内ETFは売買タイミングにより、常にどれかしらがNAVよりもプラスマイナス1.0%以上平気で乖離しているとするならば、国内ETF vs インデックスファンドの相対的な勝敗の趨勢はだんだん明らかになってきてしまっています。

一方、国内ETFでも、海外資産クラスではなく国内資産クラスについては、市場価格と基準価額の乖離は、以前から非常に小さく収まっています。「国内ETFは国内株式クラスに限る」という結論は、けっして面白いものではありませんが、だんだん真実味を帯びてきたように思います。

海外資産クラスの国内ETF、頑張ってほしいんですけどね……。


<ご参考その1>
「なぜ乖離するのか?」「ベンチマークが違うものを比較できるのか?」等々、このシリーズ記事に対してよくあるご質問に対する見解は、以下の過去記事をご参照ください。

2012/06/02 日興アセット・東証とのETF勉強会に参加。国内ETFの「市場価格と基準価額の乖離」主因が判明!
2014/01/21 ETFの乖離問題についてのよくある誤解
2014/05/22 東京証券取引所「ETF・ETN市場に関する意見交換会」で指定参加者やマーケットメイカーさんのホンネに迫る

<ご参考その2>
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