ルスツで経済の原則を実感

水瀬ケンイチ

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もう10年以上、毎年北海道のルスツに来ていますが、毎年来ていると変化に気づきます。



たとえば、今までは外国人観光客の増加(該当記事)や、ホテル内に外国人向け免税店ができていたこと(該当記事)に気づきました。

今年は、スキー&スノーボードのインストラクターについてです。本日のインストラクターの顔写真一覧には、日本人インストラクターが65人、外国人インストラクターが44名もいました。

平日にインストラクター109人を擁するルスツリゾートの規模にも驚きですが、その4割以上が外国人向けだということに驚きました。

以前より、オーストラリア人向けの外国人インストラクターはいることはいましたが、中国人インストラクターが急増した感じです。

来訪者数の外国人比率はどのくらいなのかわかりませんが、少なくとも、このリゾート内におけるスキー&スノーボード教室というビジネスに関しては、利益の4割以上が外国人によりもたらされているということだと思います。

ゴンドラで、カナダ人インストラクターと14~15歳くらいのアジア系女子と一緒になりました。カナダ人インストラクターが私のスノーボードに貼ってあるウィスラーのステッカーに反応してきたので、少し話をしてわかりました。

公式サイトによると、マンツーマンのプライベートレッスンは29,300円です。日本人で自分の子どもひとりにこれをポーンと払える親はそんなにいないと思いますので、やはり彼らは良いお客さんなのだと思います。

ルスツの素晴らしいスキー&スノーボード環境を、外国人観光客に楽しんでもらうのは、とても良いことだと思います。

たしかに、カナダのウィスラーも巨大ウィンターリゾートで設備やホスピタリティはまさに「ワールドクラス」でした。一生の思い出です。でも、雪質に関しては、正直、北海道のルスツやニセコの方が上だと思いました。

昔のスキー場といえば、カリッカリに凍ったコンディション最悪のゲレンデで、お昼時にはたくさんのお客さんを並ばせ、高くて不味いものを投げやりに提供している印象でした。そんなところには、外国人観光客は居着きません。

わざわざ外国から来てまで体験したい雪質、そして美味しいゲレ食。これを活かさない手はありませんし、実際に活かしはじめているんだろうな。

自分が楽しみでやっている趣味にも、資本主義経済の原則が生きているんだなと実感したという話でした。タイトルが大げさでスミマセンでした。

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美味しいゲレ食もスキー場の価値を高めている

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Posted by水瀬ケンイチ