【新興国株式】低コストインデックスファンド徹底比較 2016年3月末

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「低コストインデックスファンド徹底比較」シリーズ記事として、新興国株式クラスの主要なインデックスファンドについて、2016年3月末で比較しました。

※当シリーズ記事の説明書きとして、『新シリーズ!「低コストインデックスファンド徹底比較」開始。まずは説明書き』をぜひご覧ください。

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新興国株式クラスの対象インデックスは、「MSCI エマージング・マーケット・インデックス」です。

「配当込み」インデックス連動のインデックスファンドでは、「野村インデックスファンド・新興国株式」が実質コストが低く抑えられていて、1年リターンが高く、高評価です。

一方、「三井住友・DC新興国株式インデックスファンド」は信託報酬が低く、インデックスとの差異も小さく高評価なのですが、1年リターンは比較対象ファンドのなかで最低となっています。これは、純資産がまだ1億円程度(2015/11/30の決算時)しかなく、先物を中心に運用していることが不利に働いていると思われます。まだこれからですね。

「たわらノーロード 新興国株式」は、設定後まだ決算を迎えておらず実績データがないため今回は参考扱いとしましたが、信託報酬が最安水準ですので、今後の実績に期待しています。

「配当除く」インデックス連動のインデックスファンドは、実際には原資産である企業からの配当が出てくるため、インデックスとの差異がプラス方向に大きく出るのが当たり前です。したがって、「インデックスとの差異」のプラスの多寡で、配当込みインデックス連動ファンドとの優劣は評価できません。

新興国株式クラスは、ずば抜けて低コストなファンドがなく混戦模様です。

配当「除く」インデックス連動のインデックスファンドの面々が、インデックスから上ブレ方面に張り切ってしまっていて、インデックスにきちんと連動していないにもかかわらず、配当「込み」インデックス連動のインデックスファンドと1年リターンでどっこいどっこいの勝負をしており、カオスな状況が続いています。

インデックスファンドは、ベンチマークのインデックスに連動することを目的としたファンドです。まるでアクティブファンドであるかのようにインデックス超過リターンを狙われても、それは永続的なの?いつまで再現性に期待できるの?というあたりがあやふやになり、投資家が混乱します。

投信は運用方針に則った運用をしてほしいと願います。

他のアセットクラスも含め、当ブログの「低コストインデックスファンド徹底比較」カテゴリで、定期的に更新記事を書いておりますので、インデックスファンド選びの参考にしていただけたらと思います。


※言わずもがなですが、投資判断は自己責任でお願いいたします。


<ご参考>
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