クリントン氏のインデックスファンド投資か、トランプ氏のヘッジファンド投資か。そんなことよりも…

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話題の米大統領選ですが、民主党のクリントン氏はインデックスファンド、共和党のトランプ氏はヘッジファンドへの投資がお好みらしいです。

クリントン氏お好みはインデックス投資-トランプ氏より保守的か

 米大統領選の民主党候補指名が確実視されるクリントン前国務長官は、医療保険制度改革(オバマケア)を称賛し、共和党候補の指名獲得を確実にしたドナルド・トランプ氏は、最悪の失敗と批判する。クリントン氏の慎重さとトランプ氏のアドリブ的な発言は対照的だが、個人の投資戦略にも違いがうかがえる。

 昨年行われた資産公開の届け出によれば、クリントン氏はインデックス・ファンド、トランプ氏はヘッジファンドへの投資がお好みだ。

 現実的な進歩主義者を自任するクリントン氏だが、家族の資産運用については保守的な傾向が見られ、同氏の支持者である著名投資家のウォーレン・バフェット氏のお気に入りで、手数料の安い「バンガード500インデックス・ファンド」がポートフォリオのトップを占める。トランプ氏はさらに大きなリスクテークを行っており、米資産運用会社ブラックロックが運営するヘッジファンド「オブシディアン」への投資額が単独で最も大きい。

 アドバイザー・インベストメンツのダニエル・ウィーナー最高経営責任者(CEO)は「ヒラリー(クリントン氏)は堅実な投資を行っている。トランプ氏は自分が誰よりも頭が切れると信じており、だからこそ自分で選択したいと考えている」と述べた。

クリントン氏お好みはインデックス投資-トランプ氏より保守的か - Bloomberg より引用



当ブログは投資ブログなので、民主党か共和党かといった政治的な思想は、いったん横に置いておきます。

クリントン氏が主に投資するバンガードの「バンガード500インデックス・ファンド」と、トランプ氏が主に投資するブラックロックのヘッジファンド「オブシディアン」のここ10年間の実績は以下のグラフのとおり。

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Bloombergより)

勝ったり負けたりしているようです。

「バンガード500インデックス・ファンド」は米国の株価指数である S&P500 に連動するインデックスファンドで、「オブシディアン」はさまざまな債券に投資するヘッジファンドです。

投資先の資産クラスが、一方は株式で一方が債券とまったく異なるため、ここでは、「バンガード500インデックス・ファンド」の方がよいとか、「オブシディアン」の方がよいとかについては語りません。

個人的に注目したのは、両大統領候補の主な資産運用先が、「ファンド」であるということです。

アメリカ大統領が負う責任は、私たち平凡なサラリーマンのそれとは比べ物にならない重責であろうことは、想像にかたくありません。毎日が高度な政治判断をくださなければならない場面の連続でしょう。

そんなアメリカ大統領が、職務執行中にちょっと相場を見て、株や為替の売買の注文を出すなんてことはできるはずがありませんし、そんな片手間でアメリカ合衆国の政治をされては困ります。

職務を全力でまっとうしてもらうために、自身の資産運用は手間がかからない(四六時中、売買をする必要がない)ことが、より重要になってくると思います。

政治家としての利益相反のことを考えると、特定の業界や企業に肩入れしないように、市場平均(インデックス)に投資してもらうのがベターだろうと個人的には思いますが、そんなことよりも、“超”多忙な大統領にとっては、手間がかからないことの方が重要です。

インデックスファンドにしてもヘッジファンドにしても、運用するのはファンドマネージャーなので、手間がかからないという意味においては、じつは同じようなものなのかもしれません。

アメリカ大統領ほどではないにしても、責任と仕事をかかえて多忙なあなた。もし、昨日や今日に、仕事中にネットのニュースを見て、トイレに駆け込んで株や為替の売買をやっているようであれば、資産運用法を見直したほうがよいかもしれません。

本業ではない資産運用は、手間がかからないことをもっと重視してください。そのままでは仕事もお金も、両方失ってしまう可能性があります。

かつてトイレ・トレーダーであった自分からのアドバイスです。


<ご参考>
2011/10/29 【第1回】 なぜ銀行や証券会社は低コストで楽な投資法を個人投資家に隠すのか!? - 梅屋敷商店街のランダム・ウォーカー(インデックス投資実践記)


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