楽天証券の個人型DCのラインナップが公開。新規設定の“超”低コスト・インデックスファンドも!
水瀬ケンイチ

昨日、楽天証券の個人型DCの商品ラインナップに、「セゾン・バンガード・グローバルバランスファンド」等セゾン投信の2ファンドが入るという情報をとりあげましたが(該当記事)、本日、商品ラインナップの追加情報が公開されました。
そのなかには、新規設定の“超”低コスト・インデックスファンドも入っていました。
分類 | 名称 [運用会社名] | インデックス | 信託報酬 (税抜) |
---|---|---|---|
国内株式 | 三井住友・DC日本株式インデックスファンドS [三井住友アセットマネジメント] | ○ | 0.19% |
たわらノーロード 日経225 [DIAMアセットマネジメント] ◆個人型DC初 | ○ | 0.20% | |
iTrust日本株式 [ピクテ投信投資顧問] ◆個人型DC初 | ― | 0.89% | |
MHAM日本成長株ファンド<DC年金> [みずほ投信投資顧問] | ― | 1.55% | |
フィデリティ・日本成長株・ファンド [フィデリティ投信] | ― | 1.53% | |
国内債券 | 国内債券型インデックスファンド(※1) | ○ | ― |
明治安田DC日本債券オープン [明治安田アセットマネジメント] | ― | 0.60% | |
国内REIT | 三井住友・DC日本リートインデックスファンド [三井住友アセットマネジメント] | ○ | 0.26% |
野村J-REITファンド(確定拠出年金向け) [野村アセットマネジメント] | ― | 0.95% | |
海外株式 | 海外株式型インデックスファンド(※1) | ○ | ― |
インデックスファンド海外新興国(エマージング)株式 [日興アセットマネジメント] | ○ | 0.55% | |
ラッセル・インベストメント外国株式ファンド(DC向け) [ラッセル・インベストメント] | ― | 1.35% | |
iTrust世界株式 [ピクテ投信投資顧問] ◆個人型DC初 | ― | 0.89% | |
海外債券 | 海外債券型インデックスファンド(※1) | ○ | ― |
海外債券型インデックスファンド(為替ヘッジあり)(※1) | ○ | ― | |
インデックスファンド海外新興国(エマージング)債券(1年決算型) [日興アセットマネジメント] | ○ | 0.52% | |
みずほUSハイイールドファンド<DC年金> [みずほ投信投資顧問] | ― | 1.40% | |
海外REIT | 三井住友・DC外国リートインデックスファンド [三井住友アセットマネジメント] | ○ | 0.28% |
国内外株式 | セゾン資産形成の達人ファンド [セゾン投信] ◆個人型DC初 | ○ ※水瀬注:○が付いていますが、アクティブファンドの間違いだと思われます | 0.54% |
コモディティ | ステートストリート・ゴールドファンド(為替ヘッジあり) [ステート・ストリート・グローバル・アドバイザーズ] ◆個人型DC初 | ― | 0.45% |
バランス型 | セゾン・バンガード・グローバルバランスファンド [セゾン投信] ◆個人型DC初 | ― | 0.47% |
三井住友・DC世界バランスファンド(動的配分型) [三井住友アセットマネジメント] | ― | 0.82% | |
三菱UFJ DCバランス・イノベーション(KAKUSHIN) [三菱UFJ国際投信] | ― | 0.60% | |
投資のソムリエ<DC年金> [DIAMアセットマネジメント] | ― | 1.10% | |
ターゲットイヤー | 10月上旬取り扱い開始予定(※2) | ― | ― |
※2 詳細決まり次第、楽天証券ホームページ上で案内
(楽天証券 公式WEBサイトより)
たくさんの商品がラインナップされていますが、特に目を引かれるのが、「三井住友・DC日本リートインデックスファンド」(信託報酬 年0.26%)と、「三井住友・DC外国リートインデックスファンド」(信託報酬 年0.28%)です。
これは、昨日(2016年9月7日)にEDINETに届出されたばかりの新規設定ファンドです。信託報酬が、REITクラス最安値更新の“超”低コスト・インデックスファンドです。
信託報酬やっすいなコレ!
先日の発表で、クラス最安値更新したばかりの大和投資信託の「iFree」シリーズよりも、既にさらに低コストです。
また、低コストなアクティブファンドとしてインデックス投資家にも注目されている「iTrust」シリーズも、個人型DCでは初登場としてラインナップされています。
さらに、国内債券型インデックスファンド、海外株式型インデックスファンド、海外債券型インデックスファンド、海外債券型インデックスファンド(為替ヘッジあり)については、「関連各所への確認が取れ次第、商品名を公表」ということになっています。
おそらく、三井住友DCシリーズやたわらノーロードシリーズなど、昨秋の「投信コスト革命」後に注目が集まった低コスト・インデックスファンドが、コア商品としてラインナップされるものと思われます。
公式情報には、「第一弾」と書かれているので、「第二弾」情報で明らかになるのでしょう。続報も期待して待ちたいと思います。
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