新インデックスファンドが続々登場していますが資産配分もしっかりと

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“超”低コストなインデックスファンドが続々登場しています。

定番アセットクラスのインデックスファンドに加えて、今まであまりなかった「為替ヘッジあり」のインデックスファンドもあったり、インデックス商品環境がますます充実してきました。

昔、国内外の株・債券の伝統的4資産でさえ、一箇所の証券会社ではインデックスファンドが揃わず、コストも高かった時代から比べると、隔世の感があります。

「どれに投資してみようかな?」「今後どれが上がるかな?」と選ぶのが楽しくなっている方もいらっしゃると思います。

ただ、新商品を試す前に、大前提として、自分のポートフォリオ全体のリスク(ボラティリティ)が、自分のリスク許容度の範囲内におさまっているかをいま一度、確かめておきたいです。

リスクは数字「○○%」と表せるので、実際に数字で、最悪ケースで年間最大何%の損失(いくらの損失)がありえるのかを認識できます。一般的には、

想定最悪ケース=期待リターン-(標準偏差×2)

で表せる(正規分布を前提にすると2標準偏差で結果の95%が含まれる)とされていますが、市場は正規分布じゃないと考える方や心配性なかたはもっと厳しめに、標準偏差×3や×4で想定してみるとよいかもしれません。

資産配分にもよりますが、想定最悪ケースで年間3割、4割を失うというようなレベルの数字が出てくると思います。この数字の前には、新商品で浮かれていた気分が吹っ飛ぶかも。

自分が許容できるリスク水準を越えている場合は、投資金額そのものを減らすか、債券など低リスクなアセットクラスの比率を増やすか、といった対応をとればよいと思います。

先般のBrexit(ブレグジット)の例を出すまでもなく、暴落はいつ襲って来るかわかりません。

新商品の目新しさやわずかな信託報酬の差よりも、運用実績に大きな影響を与える「資産配分」を、大前提としてしっかりと守っておきたいものです。自戒を込めて。


<ご参考>
2016/07/15 株価がブレグジット前の水準を回復したと胸をなでおろす前に
2016/01/21 リスク許容度の確認は、相場が下げてからするのではもう遅い
2015/11/09 課税されるのが嫌なのでリバランスしたくない?
2015/08/23 何度でも何度でも何度でも、胸に刻むべき投資の大原則
2015/06/11 「投資は自分のリスク許容度の範囲内で」と何度でも言います
2015/04/16 国際分散投資派にとっては、日経平均が2万円を超えるかどうかよりも重要なことがある
2015/03/18 日経平均が15年ぶりの高値だそうですが
2014/09/08 「喉元過ぎれば熱さ忘れる」とつくづく思う
2014/04/24 資産配分を見直すのは、今みたいな時じゃないですかね
2013/12/09 上げ相場で自分のリスク許容度を超えていないか、いま一度チェック
2013/10/03 リーマン・ショック後に投資を始め、いま絶好調の投資家たちへ捧ぐ
2013/05/05 昨今の日本株上昇でテンション高くなってるインデックス投資家へ
2011/09/19 近視的に調子がよければもてはやされ…
2006/04/05 運用が好調ですが、淡々とやります


資産配分(アセットアロケーション)で勘違いしやすいポイント - 梅屋敷商店街のランダム・ウォーカー(インデックス投資実践記)




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