企業年金や個人年金は、高齢者家計に役立っているか?→「収入の複線化」で人生エンジョイ

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ニッセイ基礎研究所に、「企業年金や個人年金は、高齢者家計に役立っているか?」というレポートが掲載されていました。

企業年金や個人年金は、高齢者家計に役立っているか?~全国消費実態調査の集計表を使った確認 | ニッセイ基礎研究所


企業年金や個人年金は、国民年金にプラスαして準備する「私的年金」という位置づけの年金です。これが高齢者の家計にとってどのような役割を果たしているのかというのが、レポートの主旨です。

全国消費実態調査のデータを活用して確認した結果、公的年金のみの世帯と比べて、私的年金ありの世帯の方が、教養娯楽やその他、食費を中心に消費支出が多い傾向が見られたそうです。人生をエンジョイされています。

「たくさん年金もらってるんだから、たくさん使えるのは当たり前だろ」と思われるかもしれませんが、おもしろいのは、年間収入をそろえて比べても、やはり、公的年金のみの世帯と比べて、私的年金ありの世帯の方が消費支出が多い傾向が見られたところ。

その理由として考察されていたのが、

(1) 年金収入は同じでも、私的年金ありの世帯は預貯金が多いから安心感がある
(2) 私的年金ありの世帯は、収入が複線化(国民年金+私的年金)していることへの安心感がある

の2点。特に、(2)の「収入の複線化」への安心感が個人的に興味深いです。

公的年金は、「マクロ経済スライドや、今後起こりうる制度改正によって変動するリスクがある」という点は、たしかに高齢者の大きな不安材料たりえます。

私的年金には、国に一方的に支給開始時期や支給金額を改悪されてしまうリスクは気にしなくてよいという、公的年金との違いはあります。

ただ、私的年金には私的年金なりの、たとえば株や債券で運用していれば市場動向によって支給金額が増減するリスクなどがあります。

なので、年金「以外」の収入があることで、より安心感が増すと思います。

たとえば、年金とは別の運用資産からの収入、なにがしかのサイドビジネスからの収入など、金額は少なくても、収入の複線化が進むと、「もしいずれかの収入がダメになっても、いきなり収入ゼロにはならない」という安心感がやはりあるはずです。

もちろん、たくさんの預貯金を積みあげておけば、ただそれを取り崩しながら生きていくこともできると思います。ただ、上記レポートの「安心感」という意味では課題がありそうです。

いつまでも人生をエンジョイするため、「収入の複線化」は、現役世代のうちから考えておきたい重要ポイントになろうかと思います。

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